第25章 傀儡(かいらい)
戦いの中…
ガガガガガガガガ
大規模侵攻の時、ラービットにしたのと同様に
凄まじい勢いで連携しながら斬りかかるも
ひゅんひゅんひゅんひゅん!!!
全てをいなしながら投げ飛ばし
一瞬、距離が開いた直後
即座に、床をぶち壊して煙幕を作り出し
菊地原「あ~。やっぱこっちか」
どごぉん!!
二人から少しだけ離れる距離が長く
なおかつ、通り道に居た菊地原が狙われ
スコーピオン&三人によるフルガードの上から
凄まじい勢いで殴り飛ばされることとなり、壁にめり込んだ。
菊地原「はいはい。出口はこっちですよ」
がらがら
体を起こしながら
走ってくる恵土に対し、挑発的に見ながら言うも
その本当の狙いは…
ひゅん!!
恵土「ピクッ!)」
がきぃん!!!
後ろにいた風間と歌川の奇襲だった。
しかし、咄嗟にバルブを作り出してバリアーとして起動させて防いだ。
菊地原「あ~あ。また防がれた」
風間「次だ」
菊地原「しっかり囮したんですから決めて下さいよ(ぶうぶう」
歌川「それで簡単に終わるなら苦労はしないだろ」
菊地原「そりゃまあそうだけど…
何であれ、鬼のような形相になってるの。
ずっと、睨み据えてるみたいな顔になってるけど。
17歳の時の写真と目つき同じで凶悪っぽい。
ってか怖い」
写真の目つきについて
作品トップから作者のページに入って
そこにある「ホームページ」のフォト参照です^^;
mixiですが、想像がつかない場合は見て下さい(お辞儀)
風間「それだけ真剣だということだ。
目の前の敵に集中しろ」
菊地原「はいはい」
小南「でやぁ!!」
恵土「!」
だぁん!!
ずさぁ!
巨大な戦斧にした双月を振りかぶるも
即座に避けられた。
烏丸「完全に死角からでも効いてないですね」
レイジ「作戦は解ってるな?」
烏丸「はい」
レイジ「大規模侵攻の時と同じだ。
時間稼ぎのつもりで戦え。
少しでも回復して、意識を取り戻せるように」
烏丸「ええ。
ヴォルフが分析したことによる情報からすると
心の闇を利用して体を動かすらしいですし」