第24章 迅悠一
それからまた
同じようなこと(酒で酔って秀次の小言)があった時、秀次の家へ行った…
その時は、第一次近界民侵攻が終わった後で
姉がいなかったらしい。
あの当時、会っていればよかったと少し悔やまれたけれど;
それで玄関で秀次ごと倒れるよう恵土の背を押し
恵土を押し付けてから
迅「幸せにしてやれよ^^」と去っていった…
秀次「待て!」
そう叫ぶ秀次だったが
俺は恵土の幸せの方が第一だからほっといて先へ歩いて行った
それを見るや否や…
秀次「このっ(怒り震え)…
裏切り者の玉狛支部めえええ!!!(くわっ!」
そう叫ばれながらも、秀次は…
その次に言われる恵土の言葉に、目を丸くする…
恵土「秀次ぃ^^(むにゃむにゃ」
秀次「!//」
恵土「大好き^^//(ぎゅうう」
秀次「…(微笑)
…俺もだ(ぎゅう&微笑」
逆だったが、昔と同じようなことがあり
とても幸せそうに笑い合いながら、一緒に寝たらしい…
後日、とても生き生きとした恵土が玉狛支部に戻ってきた。
恵土「ただいま!^^//(ぺかーっ!!」
迅「なんか、一段と輝いてるな;(苦笑」
恵土「えへへ^^//
ありがとう、迅!
おかげで生き返ったよ!b(キラン&微笑」
迅「それは何よりだ^^」
ちょうどその頃…
図体も大きくなって力も強くなっていた恵土のせいか
ちょっと体の節々に痛みを感じながらも
学校に行く秀次は…
秀次「っ~;
やっぱり、裏切り者…なのか?;(汗」
ハグしながら寝たことによる寝違えだと気付いたのは、数十分後だった…
恵土「さあ!
S級同士、頑張っていきましょうか!!^^♪」
そう肩を組んでくる恵土に対し
迅「おう!!^^」
俺もまた、恵土と共に肩を組んだ…
そして今日も、俺は恵土と共に進み続けている…
昔よりも成長して…
譲り受けた、サングラスと風刃が似合う男となって…
「実力派エリート」として…
(12月9日AM3:01更新、741~750(10ページ))