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鬼神乱舞 【ワールドトリガー】

第24章 迅悠一




「ずっと、大好きだよ^^」

「じゃあ僕、ずっとこのままでいるね^^//

ずっとずっと、恵土のことが大好きだし
これからもずっと、恵土と一緒に居たい^^」

その笑顔と、その言葉に救われた…


両手を、何のためらいもなく握りしめてくれた…


恵土「帰ってきて、いいの?

血、繋がってないのに…本当にいいの?」

「その恵土が大好きだから、一緒に居たい^^」


そして…

姉&秀次『おかえり^^』

恵土「…っ;(ジーン)

ただいまっ^^;」

涙を流しながら、居場所ができたことを心から感じ

その言葉を言った…


温かく明るい、そんな居場所に立ち入りながら…

満面の笑みに包まれる、そんな日々を過ごして…


そんな中、遠い昔のことを…

夢で見てしまった…

おもしれえ、こいつ再生するぞ。
いいサンドバッグが手に入ったな…
いいサンプルが手に入った
お前に存在する価値なんかないんだよ!
モルモットは黙ってろ!!

そうひどいことをされ続けていた…


否定することも許されず、あぁいう言葉も言われ

暴力を受けたとしても、どんな目に遭ってたとしても

血縁者以外では…他人は、誰も助けようともしない。


目を向けていても、知らない振りばかり…

差別されようと、隔壁が生まれていようと
どれほど苦しんで、悲しんでいたとしても…

たとえ話したとしても、誰も救い出そうとはしてくれない

受け入れなどしてくれない…


利用する以外、何もされない。


それ以外では

居ない方がいいって、誰でも思っているんだ…


そう思わされていた過去…

そう思わざるを得なかった、遠き日々…


そう…所詮は他人…

いずれは見切りをつけて、突き放されるのがオチ…


そんな中、場面が切り替わり…

暗闇の中、見慣れたような風景と

瓦礫が見えてきた…


それを見て、即座に走り回り

誰かを背負い、必死に助けようと動くも…


それは…地獄の始まりだった…

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