第24章 迅悠一
城戸「メテオラ以外は使えないか?」
恵土「そうだねえ。
そんなに爆発が無理なら、ハウンドと融合させて使ってみるよ」
鬼怒田「まったく;(腕組み&溜息)
そんな手があるんなら最初から使え!」
恵土「だって倒した気がしないんだもん。
どっちにしろ消滅させないといけないんだから
斬ったと同時にどっがぁ~ん!となってこそ
花火として、芸術として生涯を終えたっていう実感が…(キラキラ」
鬼怒田「どんな芸術だ!!??;
人を怖がらせる芸術があってたまるか!!」
恵土「も~。
鬼怒田さんうるさすぎ。娘に嫌われるよ?」
鬼怒田「ぐぬっ!!;」
その言葉によって押し黙るのだったが…
恵土「まあ、これでも食べて落ち着いてよ」
『?』
迅「何で豆を?」
恵土「だって鬼じゃん。鬼怒田の「鬼」
心の中の鬼を追い出して福をもたらそうって感じで^^♪
時季外れだけど」
最上&迅『あっはっはっはっはっはっはっ!!^^』
腕組みしながら必死に震えながらも笑いを抑えていた最上だったが
彼もまた限界で笑い転げてしまった;
城戸「はあ;
とりあえず、今後はメテオラは封印してもらう。
ハウンドやバイパーで塵も残さず切り裂け。
そちらの方がお互いにとって助かる」
恵土「ちぇっ;
爆発好きなんだけどなぁ;=3=」
最上「我慢しろ(微笑)
また俺とも戦おう^^」
恵土「え~。
最上さん、私よりも弱いじゃん。
最上川みたいに急流でやられていく感じ」
鬼怒田「いい加減によさんか;」
恵土「まったくもお;
まあいっか。
鬼怒田さん、誕生日おめでと」
鬼怒田「?子供のおもちゃじゃないか」
恵土「これでも使って、娘と親睦でも深めれば?
怖い顔も一気に緩むと思うよ?
子供の笑顔や無邪気さには救われると思うし^^」
鬼怒田「ジーン)…
そんなにも、わしのことを考えて…;(涙目)
いい子だなあ、お前は^^;(なでなで」
恵土「あ。鬼の目にも涙」
鬼怒田「一発本気で殴るぞ!!;(涙&拳握る」
そんな中、再び最上さんと俺は笑い転げた…
城戸さんも、なぜか微笑んでいた…
とても温かくて居心地のいい場所に
心から安心したんだ…