第24章 迅悠一
部屋に響く大声。
その発端は…昨夜の戦いであった;
鬼怒田「流星群だと勘違いされ
一部ではテレビでも報道されたんだぞ!
公になっていない我々の組織を潰すつもりか!!」
新聞を見せて叩きながら言い
最後にはテレビを見せながら指さして叫んでいた…
恵土「大丈夫大丈夫!
流星群なんて、いくら近付いてこようが爆発しないって。
何なら実際に作っとこうか?」
鬼怒田「作らんでいい!;
第一、貴様は消滅させるにしても爆発させるばかりでどうする!
警察に感付かれでもしたらどうするつもりだ!!??」
恵土「トリオン兵なんて爆発するために生まれてきた生き物なんだよ。
誰だ作ったのは」
迅「っぶw」
瞬時の切り返しの言葉に吹き出し笑いする迅の中
二人は真っ向からぶつかり合っていた…
鬼怒田「爆発してるのは貴様の頭だ!!」
恵土「何言ってるんだよ。
第一、季節外れの花火に皆喜んでたって(右掌を上に向ける)
歓声を上げながら必死こいて走ってたんだもん」
鬼怒田「悲鳴だバカタレ!!;」
その背景には
涙を流しながら右往左往しながら走り回る人々が…;
恵土「中には感激のあまり泣いてる人もいたっけなあ」
鬼怒田「恐怖のあまり泣いとるんだ!!!;」
迅「っぶw
あっはっはっはっはっはっはっ!^^」
鬼怒田「何を笑っとるか、迅!!」
迅「だっておかしい!(微笑)
あっはっはっはっはっはっはっ!!^^」
腹を抱えて笑いだす迅に対し
二人は負けじとにらみ合っていた…
忍田「二人とも冷静になれ!頭を冷やすんだ!」
恵土「安心してよ。
マイナス2000度ぐらいまで冷えてるから(ばーん」
鬼怒田「冷えすぎだ!!;
絶対零度を超えてどうする!?」
恵土「とりあえず…
トリオンを使って皆凍らせましょうか?(黒&にや」悪ふざけの顔
鬼怒田「やめんか!!;」
始祖神の力を発動させ、部屋が冷気に包まれる中
鬼怒田さんのツッコミが部屋に響いた…
そうしてぎゃいぎゃい盛り上がる中…
城戸さんが動き出す…