第24章 迅悠一
その後、
迅「俺、5月のボーダー試験を受ける!」
小南&恵土/レイジ『無理/無理だな』
迅「ガーン!);」
サングラスを首にかけたまま叫ぶも却下された;
恵土「馬鹿だな。
たった1か月でやれることなんてたかが知れてる。
第一
レイジ率いる玉狛第一は、もう既にA級だ。
今の内に、A級レベルにまで強くなってないと意味はない。
1か月でC級卒業
1か月でB級卒業
1か月でA級卒業って感じで区切っていくぞ!」
小南「それ、相当無理あるんじゃない?;」
恵土「何言ってんだ。
私がアタッカーやらシューターやら
ガンナーやらスナイパーやらオペレーターに入って
そんでもってエンジニアもして、A級1位だろうが。
といっても、その後で
玉狛支部のトリガーは近界から持って帰って
独自に発達させたものって感じで言われたから
ボーダーのを使うようにしているがな、模擬戦では」
小南「コテンパンにのすのよね?」
恵土「当たり前だ。
とにかくまあ、これで戦闘員が3人そろった。
ってことで
私はオペレーター兼エンジニアに回る」
レイジ「!
相当ガタが来るんじゃ」
恵土「そうさせないために鍛えるんでい!
たった3か月でA級レベルになれるんだ。
S級レベルには残り2か月
つまり…9月の入隊試験までに
たった一人でもブラックトリガーに対抗できるだけの力を身に着けてもらう!!
お前ら全員にだ!!!!」
『ええええええええ!!!!!??』
レイジ「流石に無茶があると
恵土「やかましい!
やる前から決めつけてたら何も出来んわ!!」
小南「学校始まったばかりよ!?;」
恵土「ふっ…
んなもんは私が作った分身にさせればいいんでい。
人をもとにして
現時点と同じ人格、心、力を持った人の分身を作り出す。
戻した時には記憶も経験も移行するから問題なし。
ふっふっふっ!(ゴゴゴゴゴ)
どこの何が次の遠征に連れていくに値しないだって?
城戸のクズ野郎の度肝を抜いてやるぜ!!
はっはっはっはっはっ…
はぁ~っはっはっはっはっはっはっはっ!!!!(黒&笑」
この時…
本気で恵土が怖いと思ったのは
後にも先にもこの時だけだった…;