第23章 激動
そんな道中、医務室では…
玉狛支部(第二以外)が勢ぞろいしていた…
陽太郎「む。
…置手紙か」
烏丸「ベッドから落ちている所から推測すると
おそらくB級ランク戦でも見に行ったと見た瞬間に考え
怒りと共に突っ走っていったんでしょうね、三輪あたりが」
レイジ「相変わらず溺愛し合っているんだな」
小南「むしろ気付いてない方が凄いわよ;」
烏丸「それでいながら指摘しませんでしたね」
小南「そりゃまあ…
約束を守ろうとする性分だからならさらなんだろうけれど…
どうせだったら、秀次秀次って
気付いたら口癖みたいに言ってた時点で気付いて欲しかったわね;」
烏丸「知ってますか?
恵土、もう三輪の子供を身ごもっているらしいですよ」
小南「なんですって!!??」
烏丸「もう既に、一夜を共に寝ていて
くんずほぐれつ抱き合って、終いには誰かに助けてもらえないと離れられなくなってしまったとか」
小南「ええ!!??」
烏丸「そして最後には一体化して最強の戦士になるそうです(キラン」
小南「えええー!!!!!??」
烏丸「今頃、まさに合体している頃でしょうね」
小南「そ…そんな、まさか…(震」
ちょうどその頃…
医務室の扉の前で
恵土「寒い~。秀次の上着の中に入りたい~(ぶうぶう」
秀次「黙れ」
恵土「小さい時、いっつも秀次は私の上着の中に入り込んできてたじゃん。
『えへへ//カンガルーの真似~!^^♪』って」
秀次「だから出すな!・・//」
恵土「終いには布団に潜り込んですり寄って
頬ずりし合ったりキスし合ったりしてた仲だったのに」
秀次「だから黙れ!!」
恵土「こうなったら強行突破でぇ~い!!」
秀次「来るなぁ~!!!;」
どったんばったん!!ぎゃ~ぎゃ~!!!!
烏丸「すみません。嘘です」
小南「とりまるううううう!!!!」
レイジ「?外も騒がしいな」
そして扉に手をかけた直後…
恵土「合体!!
最強戦士!!!ジャスティース!!!!」
『本当に合体したあああああ!!!!!!??』
秀次「やめろって言ってるのに;はあ;(溜息&汗」
嘘から出た実(まこと)となってしまいました…