第23章 激動
その後…
恵土「ぶ~…」
秀次「きびきび歩け」
襟首を持ちながら、ぐいぐいと押し出す秀次と
渋々歩いていく恵土であった
秀次「鎮痛剤が効いたからと言って勝手に出歩くな。
少しは自重しろ。
夜中、つまりAM0時以降になればどうなるか
お前だって解っているはずだろうが(イライラ」
恵土「大丈夫b
一部のB級とA級、あとS級にしか教えてないんだろ?
余裕余裕^^♪」
秀次「お前を抑えられたら最初から苦労しない!」
恵土「ごめんなさい;」
秀次「はあ;人には謝るなと言うくせに
自分は謝ってばかりなんだな」
恵土「うっ…;
だってさ…
申し訳ないことに違いはない…
解ってるんだけど
人にはそんな思いをさせたまま謝らせるなんて出来なくって…」
秀次「…少しは頼ったらどうだ?」
恵土「!…え?」
秀次「今まで、散々無理ばかりし続けてきたんだ。
たまには、全部預けるぐらいに頼れ」
恵土「…秀次…(ジーン」
秀次「…ふんっ(ぷいっ」
恵土「やっぱり素直じゃない」
秀次「うるさい」
恵土「でも好きだ^^//♪」
秀次「黙れ//」
恵土「赤くなった秀次が尚更に可愛い^^//♪(つんつん」
秀次「つつくな!//;」
その後…
とても楽しそうに話し合いながら
医務室へ移動する恵土が見られたのだそうな…
ちなみに、前夜
秀次は医務室で泊まり込んで面倒見ていたとか…
恵土「まるで世話役だね」
秀次「世話役じゃない。恋人だ」
恵土「…もしも、そんな立場が無くても言える?」
秀次「?どういう意味だ?」
恵土「もし…
もしもだけどさ…
姉弟とか、恋人だとか…
全部の関係が無くなったとしても…
世話役って評されても、そう言える?」
秀次「…何の答えが欲しいのかは知らんが
俺だったら、そういうことは関係ないと思う」
恵土「…え」
秀次「例え、他人からどう評されようが
それがお前だろ。
お前がお前である限り…
いや、そうであってもなくても
俺は、お前を愛している。
それだけは、どうあっても変わらない。
だから…いちいち不安になるな。
全力をぶつけた所で壊れるような関係じゃない。
ましてや…
俺たちは、どう評されようとも
それごと、互いに惚れこんでいるんだからな」