第22章 伏魔(ふくま)
太刀川「…」
迅「お。来た来た」
そういう中、一人へと歩みをすすめ
太刀川「…すみませんでした(お辞儀」
風間「気にするな。
俺でもおそらくそうしただろう。
殴れ」
太刀川「いや…
そんな事をしたら、あいつが怒るので(苦笑)
…だから…
取り戻しに行きましょう、今すぐにでも」
風間「…ああ」
真剣な表情で見つめ合う中…
迅「太刀川さん、おまけ情報として教えときますよ?
恵土の奴、2月13日は秀次とベタベタしていたけど
トリオン体だけ朝から別行動をさせていて、1日べったり護衛してたそうです。
13日のPM11:59
敵兵を強引に、近界・エルガテスへ空間移動させた直後
空間ごと無効化する結界をそれに張って、強制的に軌道を速めて来れなくしました。
14日のAM0時過ぎ
サイドエフェクトの応用
周囲のエネルギーをもとにした『回復』を用いたことで
永遠に無尽蔵に増え続けるトリオンの球を作り
それをゼノたちへと託して、トリオン不足の問題を改善。
エルガテスの軌道を神の力で読み取り
未来永劫関わることのない、なおかつ安全な近界へ送ったらしいですよ?(微笑)
その間、本体は回復に専念していたものの
襲撃を受けた頃にはトリオンがほとんど尽きていて
光速は実現化できなかったそうです。
その上、セカンドインパクトシンドロームの危険性があった…
普通に歩けるし大丈夫だったとしても
頭は少しぼーっとしてたみたいですし
可能性としてはありうるかと。
ま、それよりも前に
14日のAM0:00にバレンタインでチョコもらったけど^^♪」
太刀川「俺ももらったぞ!(にや」
緑川「俺ももらった!^^」
木虎「こんな時に何言ってるんですか!!不謹慎ですよ!?」
緑川「え~。
(はっ!)ってことは…
木虎ちゃんだけもらってないんだぁ?(にや」
木虎「なっ!//
私だってもらってるわよ!!//ほら!」
緑川「俺の方がオッキィ~!^^」
木虎「私の方なんてチョコのメッセージ付きよ!!??」
緑川「俺だってメッセージカード付き!」
木虎「私の方が愛されてるんだから!!」
緑川「俺の方だって愛されてる!!^^」
ぎゃいぎゃい
菊地原「緊急事態に何言ってんだか(ぼそ)
まあ僕ももらいましたけど」
風間「はあ;(頭抱え&溜息」
何やってんだろ、本当に;