第21章 襲撃と想い
秀次「おい、恵土」
恵土「!…秀次」
秀次「…話は終わったのか?」
恵土がもたれかかる木の横に、同様にもたれかかる秀次
恵土「うん」
秀次「そうか…
無理はするなよ?」
恵土「っぷw」
秀次「?」
恵土「秀次、いっつもそういうことばっか言うよな^^
小さい時からずっと」
秀次「当たり前だ。
俺を庇って頭から出血したことだってあっただろ。
何もわからずに泣いてたぞ、当時の俺は」
恵土「あっはっはっ!^^
あったあった!
5歳ぐらいの秀次を庇って
ガラスの破片受けて、血みどろ祭り!^^♪
ゾンビみたいになってたっけな!^^
ありゃ泣くわ!」
秀次「…悪いが、これかr
陽介「報告は俺に任せて
付き添いで行けばいいんじゃね?」
秀次「!何を言って」
奈良坂「少しぐらい、いいんじゃないか?
やっと気付いたんだから
これぐらいは譲歩されてもいいだろ」
秀次「…お前ら」
古寺「そうですよ!
意地っ張りな二人が、やっと夫婦になれるんですから!」
秀次&恵土『誰が意地っ張りだ(イラッ』
古寺「え!?;」
陽介「今のは言葉が悪かったな^^;」
奈良坂「とりあえず、俺たちは報告に行く」
そう言いながら去っていく二人に対し
慌ててついて行く古寺…
月見「おめでとう、二人共。
恵土ちゃん
悩んで苦しんできた分、幸せになってね(微笑」
恵土「微笑)…ありがとう^^」
当真「幸せにな、意地っ張り夫婦^^♪」
秀次「そもそも、あんたのせいで
そのあだ名がボーダー内で広まったんだろ(イラッ」
当真「いいじゃねぇか。
正式発表されてるぜ?恋人認定」
『!!??;』
月見「あと、検査入院の件についてもね。
一応、念のために三日ほど入院させられるらしいわ」
恵土「なんだと!!!??;
B級ランク戦がある日までかよ!!;
(確か…
その日までには、エルガテスが離れるはず…
大丈夫なのか?」
当真「とりあえず、ゆっくり休むこった。
子づくりでも何でも好きなようにやってろ~」
秀次「なっ!!!??・・//」
恵土「子?(きょとん」
月見「じゃあ、またね(微笑」
恵土「うん!(微笑&頷)
またね~^^(手を振る」
明かされる現状に、思わず固まりながらも
普段のように接するのだった…
一部を除いて…