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鬼神乱舞 【ワールドトリガー】

第21章 襲撃と想い




壁に吹き飛ばされてめり込んだ状態で

壁にもたれかかったまま、戦っていたのだが…


恵土「このまま拡散してトリオン兵を消すのもいいが

今は意識がもつ時間が限られている。

全部が全部消し切ることは無理だ。


それだと、客たちを纏めて救助できない上に

客たちのトリオンが無駄になる。


トリオンを取られる上に傷付くのを減らすためには…)


バルブ、拡散!

アームド!!」

白い光の粒子とし、バリアーとして使い

捕らわれた客たちを覆い、トリオンの採取を止め

客に対する攻撃や傷も無効化しだした…


「わぁ」

「綺麗!」

子供たちが降りていく際に喜ぶ中…


恵土「捕獲までは無効化できないが…

これで…
私以外からはトリオンを取れねえぞ…(微笑」


巨大なトリオン兵を前に呟く中…

携帯を取り出し、ある伝言を残す…


恵土「蓮…携帯電話のを見ろ。客が解る。
集められた場所が大もとだ。

秀次…言った通り
急がないといけない場合はレッドバレット頼む。


トリオンを取られるのは、私だけで十分だ。

なぁに、傷付きゃしないだろ…


トリオンの補給源みたいなもんなんだからよ…(微笑)


…悪いけど、吹き飛ばされた時

頭を強く打ち付けちまったみたいで…

体が思うように動かない。


バルブで覆って無理やりでも動かせられるが

そしたら傷口が開く。無理な動きもするからな。


…なあ、秀次……

長い付き合いの中、私からこんなこと言うのは初めてだ…


けれど、頼む…

助けてくれ…(苦笑)


悪い…


無理やり体内のトリオンを使って

意識を繋げてたが…限界だ……


(シールド×ハウンド

自律トリオン、ヴォルフ)


ヴォルフ(流尾)…とど…け……(がくっ」


その後…

意識が途絶え、携帯がその手から落ちる直前…


即座にヴォルフが噛み、秀次の下へと運んでいた…


そして、抵抗しない恵土を見て

大型トリオン兵が壁から強引に引きずり出し

ある場所へと連れていかれる…


ちょうど、その時…

他の客たちも捕まりだし、大事となった…


(11月26日AM6:00更新、614~621(8ページ))

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