第21章 襲撃と想い
タマガタワー
襲撃まで、あと20分…
陽介「おお~!たっけぇ~!!(微笑)
お?あれ、ボーダー本部じゃね?」
秀次「…」
そんな中、秀次は真顔のままだった…
陽介「なんだ秀次。
せっかく隣町の観光名所に来たんだぜ?
もうちょっと楽しそうな顔しろって(微笑」
そういう陽介に対し
レポートにつき合わされている古寺は
古寺「目的は下の歴史博物館でしょ?」
陽介「まあまあ。
せっかく来たんだし、飯でも食ってこうぜ^^」
ツッコむ中、食べることになってしまった…
注文してからしばし待って、食べる中
幼い姉弟が楽しそうに過ごしているのを見つめる秀次…
陽介「そういや秀次
小さい時、ここに来たことがあるんだってな?
恵土に聴いた」
秀次「?そうか?」
古寺「え?覚えてないんですか?
三輪先輩が5歳頃の時、恵土先輩も来ていたって」
秀次「…」
そう言われ、思い出そうとする中…
当時と同じように跳び込んで来る風景があった…
恵土「秀~次ぃ~!!」
だあん!!!!
ずさああああああああああ!!!!
凄まじい音と共にエレベーターから跳びあがり
綺麗に着地しながら、瞬時に秀次の目の前に現れた…
秀次「!!!」
恵土「秀次ぃ!^^
愛してるぅ!♪(るんるん」
その光景は…
幼い頃に見たのと、ほぼ同じような光景だった…
唖然とする秀次に対し
すりすりしまくっている恵土…
それらに向けて
陽介「俺がメールで連絡したらすっ飛んできた!(キラン」
恵土「秀次のためならどこまでも!(キラン」
秀次「余計なことしやがって!
安静なのはわかっているんだろうな?;」
恵土「ふっふっふっ。
私の得意分野を忘れたとでも?
歴史、数学、理科…そして体育だアアアア!!!」
秀次「今すぐ寝ろ!!!;
暴れる気満々だろ!!!?・・;」
堂々と言う陽介と同様に言った恵土は
見事なまでに秀次に突っ込まれた…;