第20章 異世界からの逃亡者(風月流)
恵土「あちゃあ。やっちゃったか;(汗&あ然」
秀次「あの…えっと!;(あわあわ」
恵土「怪我、なかったか?(微笑」
そう言いながら、両腕を優しく掴んで微笑んだ。
秀次「ん…うん(頷)
でも、器が;(汗&真っ青」
壊してしまった負い目からか真っ青になったままの秀次に対し
恵土「何言ってんだよ(微笑)
それよりも
秀次に怪我がなくて、本当によかった!^^」
そう言いながら、そっと頭を撫でて言ってから後
涙を流しながら震える秀次をよそに
破片を一か所へ寄せ出した。
秀次「じわっ)うっ…;
うわぁ~!;ケェートォ~!!!;(涙」
いきなり真正面から飛びつかれ
勢いを止め切れず、ガラスの破片の上へ右掌を置くことになり
恵土「いってええええええ!!!;;血がぁ!!;」
秀次「ビックゥ!!!;)!!!??;;」
血が出た恵土と、それに驚いてさらに涙が溢れ出る秀次
姉「一体どうしたの?;」
秀次「姉さん!!;(ヒシィッ!」
そして入ってきた姉に対し
抱き着きながら、秀次は涙を流し…
姉「え?」
秀次「ケートが!;ケイトが!!;
恵土が死んじゃううううう!!!!;;
わあああああああああああああああああああん!!!!!!;;」
重傷→死んじゃうという構図が脳裏で出来上がっており
泣きじゃくる秀次に対し
恵土「ほら秀次!;けがないから!;
大丈夫だから!;
(神の力で)治したから!;
っていうより怪我してないから!;
大丈夫だから!!;
泣かないでいいんだよ秀次ぃいいいいいい!!!!;
泣かないでったらあああ!!!!;;(おろおろ)
わぁあああああああああん!!!!!!;;;(涙」
即座に対応し、掌を見せながら
周囲をおろおろとし
最後に泣き止まない秀次に涙を流していた恵土…;
姉「え?;どういう状況?;」
秀次「恵土おおおおおおおおお!!!!;」
恵土「秀次いいいいいいいいい!!!!;」
二人『わぁあああああああああん!!!!!!;;;』
最終的に抱き締め合って泣きじゃくりまくる二人…
姉「…;とりあえず、落ち着いて説明してくれない?;
ある程度状況は解ったけど;」
結局は似た者同士であった;
これが、三輪家における
一日で起きた騒動である;