第20章 異世界からの逃亡者(風月流)
陽介「なんだ?先に行っちまったのか?
いつもだったら近所迷惑だって飛んでくるのに」
恵土「どうしよう!;そうだ!」
そんな折、白い光の玉を陽介へ飛ばした。
陽介「お?何だこの玉」
そしてつつくと
恵土「助けて陽介ええええええ!!!!!;」
あまりもの大声に、またがってた自転車から転げ落ち
尻餅をついた陽介(今回から米屋じゃなく陽介と変えます);
陽介「な、なんだぁ!?;(驚&汗」
そして見上げると
秀次の部屋(家の真正面)に
「HELP!HELP!!」と文字が出ていた
陽介「あん?;(汗」
その後、白い光の玉から声が来た。
恵土「秀次が泣きついて離れない!;」
陽介「あ~。
恵土が一緒に学校行ったらきっと飛び起きるぞ?^^」
恵土「冗談かましてる場合か!!;
そんなことしたら秀次が笑いものだ!!;」
陽介「いざって時はよく考えて頭回るんだよなぁ;
っていうかこれ、通信手段にもなるんだな;」
その球をつつきながら呟く中…
恵土「とりあえずカギ渡すから中はいってきて~!;」
カギまで移動してきた
陽介「おいおい;こういう渡し方ってありか?;」
恵土「四の五の言わずに早くカモン!!;」
陽介「はいはい^^;」頭をかく
その後、自転車を三輪家の中で止めてから
カギを開けて玄関から中へ入っていき
玄関からすぐ目の前にある階段を上り
その窓から真後ろにある部屋へ入っていくと
未だに恵土へ抱き着いて泣きすがっている秀次と
必死に落ち着かせようと、それを慰めるように背中を撫でまくっている恵土がいた…;
陽介「おいおい;
こんなタイミングでマジかよ?(苦笑&汗)
学校行かねぇといけねえのに;」
恵土「秀次ぃ!;大丈夫だから学校へ!!;」
秀次「うるさい!!;
恵土がいない人生なんて考えられるかああああああ!!!;」
恵土「私も考えられないから落ち着いて一回はなr
秀次「またどこかへ行くつもりなんだろ!!!??
誰がさせるかあああああ!!!!!;(ぎゅうううううう!!!!」
陽介「あ~。
これ、ビデオにとってもいい?^^」
恵土「止めんか馬鹿たれえええ!!!!;
携帯取り出してる場合か!!;」
秀次の家に、ツッコミが響くのだった…;