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鬼神乱舞 【ワールドトリガー】

第20章 異世界からの逃亡者(風月流)




恵土「ぶっすぅ~)何で私を供給源にしないんだ。
ますます気に食わん」

千佳「まあまあ^^;」


風呂上がりで入ってきた千佳とリリスだったが…

ゼノの誤解によって爆発が起こった…;


遊真「大丈夫か?修」

修「な、なんとか;」

ゼノ「ふんっ。

これに懲りて、疑わしい行動は控えるんだな」


その後…

二人きりで話すことになり、皆は寝ることとなった…


ゼノ「…」

恵土「話しに呼んだのはお前なのに;

何だって何も言わないんだ?;」


ゼノ「リリスのことで、話がある」

恵土「そうか」


ゼノ「…リリスは、俺にとって全てだ。

俺が…俺g
恵土「自律的に意思をもって話し
行動し、人間のように動く…

そりゃ狙われるわな」

ゼノ「!知ってたのか!」

恵土「…いや…
私のサイドエフェクトと過去を知っていれば解るだろうが

見れば解るんだ、大体は」

ゼノ「…それなら」
恵土「それよりいいのか?

リリス、トリオンを必要としているぞ?」

ゼノ「!」


恵土「…人間が生きるために
肉を食らい、生き物を食らって生き永らえるように。

トリオンを生きる供給源としているのなら…
それが足りなくなれば、取るために暴れる…

そうなれば、今までのようにはいられなくなる。だろ?」

ゼノ「…そこまでわかっていて、なぜ」


恵土「…解っているからこそだ。

解っているからこそ、私のトリオンをやりたい。


少しでも力になれるのなら、なりたいだけだ(真剣」

ゼノ「…本気なんだな、その眼」


恵土「ああ」

ゼノ「…好きにしろ。

だが、明日の夜になれば外すぞ」


恵土「了解。

それまでに多くのトリオンを送りつけておくよ(微笑」


そんな折、雷が鳴り出し

リリスが入ってきた…


リリス「…ごめん、ゼノ。

あの…」

ゼノ「解ってる。早くしろ。

恵土、このことも会話も
恵土「頷く)解ってる。誰にも言わないよ(微笑」

扉に手をかけながら言い、出て行った…


ゼノ「…(微笑」

リリス「…(ぼー」

ゼノ「?何で見惚れている?」

リリス「え?

…だって、リリス
ゼノのそんな穏やかな顔を見たの、久しぶりだから^^」

ゼノ「ぷいっ)…うるさい。

ぱっぱとしろ」


その後、千佳がのぞいていたが

その事実は明かされることはなかった…

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