第19章 劇(退院祝い)
その後も、魔女だったり
サンタさんだったり、空手着だったり
ナース姿だったり、白衣の格好だったり
中国人の衣装だったり、メイド姿だったり
バニーガール姿だったり…
修「おお…」
木虎「見とれないで!!」
ばしこぉん!!
手元にあったものを修へ投げつける木虎。
そんな中、衣装の数が30に上った時…
木虎「いい加減にして下さい!////;
こんな格好に何の意味があるんですか!?//」
遊真「あの世で恵土も蘇るために頑張っているのにいいのか?」
木虎「!え」
遊真「恵土は、あの世で苦行を乗り越えている。
お前にとっての苦行はこれだ。
互いが乗り越えられねば、生き返ることはできない(真剣)
それでも…お前はいいのか?」
木虎「!(驚)
…すみませんでした。やらせてください!
(これも恵土のため、恵土のため!×無限大」
心中で目を瞑りながら悔しそうに拳を握る木虎…
そんな中、衣装替えは続いた…
修「でも…ここまで一気に話をすすめるなんて」
栞「えへへ^^
恵土ちゃん、渡した資料を一気にインプットしたんだ。
それから30秒ほどで
皆にあった台詞から流れまで、一つ一つ考えて作ってね^^
その当時の状況から背景まで、全部が全部頭の中にあって
問題出して見たら全問正解だし、おまけまで付け加えてくれたよ♪
本当にびっくり^^♪」
修「流石ですね;
咄嗟に状況を打開する戦術を思いつきながら倒せるだけはある;」
菊地原「チェスではあの時全敗したくせに。
頭、僕と取り換えてくれませんかねえ」
恵土「やだよ。
自分で身に付けないと意味ないじゃん。
ルールを終わってからしか教えてくれなかったくせに…
そのせいで…
そのせいで!!;
結局一回も勝てなかったんだからなあああああ!!;(滝涙&拳握る)
あんな経験初めてだ!!;」
菊地原「どおどお。
あの後、結局僕が全敗したじゃないですか」
恵土「それでも屈辱だ!;(ぷんぷん」
栞「結局の所、恵土ちゃんは天才でした^^」
修「え!?;
このタイミングでいうことですか!?;
劇のは!?;(驚」
結局はドタバタです^^;