第19章 劇(退院祝い)
恵土「…あれ?駿は?」
菊地原「?隣に居るの忘れてるんですか?」
恵土「え?」
そして右を見やると…
緑川「恵土先輩の香り~(微笑」
むにゃむにゃと寝言を言いながら
よだれを流し、恵土のベッドで寝ていた;
恵土「…いつの間に;
っていうかあの騒ぎで起きなかったのか;」
風間「恵土が資料を読みだしたあたりから眠っていた。
劇が楽しみなようだな」
恵土「そうだな…(微笑)
じゃ、おやすみ^^」
菊地原「あ。僕らは護衛だから眠れません。
僕らよりもしっかり寝ていて下さい」
恵土「ああ、なるほど。
だから昼の時、交代で仮眠取ってたのか」
菊地原「そういうこと。
気付いてないみたいだけどいびき凄いですよ」
恵土「え!?;」
菊地原「半分嘘です。
普通並だけどする時は半々の確率って感じで」
恵土「なんだ;(ほっ」
風間「とりあえず、安心して寝ていて下さい」
歌川「しっかり守りますからね(微笑」
恵土「…ありがとう(微笑)
…生きてて、本当によかった」
菊地原「感傷に浸るの、やめてもらえません?
第一、まだまだこれからなんですから。
人生も、過ごす日々も」
恵土「…ああ(微笑」
それから朝になり、医師が来てから承認をもらい
昼から退院をすることとなった…
それに立ち合おうと来た人たちはというと…
緑川「ねえねえ!
他に劇に参加する人って決めてるの?^^」
恵土「ん?そうだなあ…
今は建国記念日で休日だし、それでも来てくれた人って感じで^^」
緑川「いいね!^^b(キラン」
恵土「だろ?^^b(キラン」
菊地原「流石師弟、息ピッタリ」
恵土「でもなあ…
迅の紹介で弟子になったも同然だよな?」
緑川「そりゃまあそうだけど…
最初は迅さん目的だったんだよね^^;」