第19章 劇（退院祝い）

恵土「っぷｗ
あっはっはっはっはっはっはっはっ！！^^」

菊地原「あ。怪獣が笑った」
すぱぁん！
恵土「やかましいわ！」

菊地原「今度は口より先に手が動いた；」


歌川「やっぱり、楽しそうに笑っているのがいいですよね。
恵土先輩^^」

恵土「え？」


風間「ああ。
それが何よりで、俺にとっても幸せだ」

恵土「…（微笑）

そっか…//
なんか、嬉しいな！^^」


菊地原「俺は結構です」

恵土「なんだと！？；」
菊地原「それ以上のものをたくさんもらってますから」

恵土「！…きくっちー（ジーン」


菊地原「バカげたバカさ加減とか
間抜けな所とか、とんちんかんな所とか」
恵土「てめぇ！
終いにはぶっ飛ばすぞ！・・（ぷんぷん＆拳握る」

歌川「確かにそうだが言葉を選べ！；」
恵土「！？；」

風間「二度頷く）その通りだ」
恵土「蒼也まで！？；

…もう…知るもんか；（震え）

お前ら全員ぶっ飛ばしてやるうううう！！；」
菊地原「ほらやけを起こした」
歌川「止めろバカ！；」

泣きながらやけくせになって暴れる恵土に

何とか止めようとする風間隊であった…


さもありなん；


風間「なるほど。
あぁいう風に避けながらカウンターか」

メモしている場合ですか！？；


その後、事が収まってから…

恵土「ズーン）…；」

ベッドの上で横になりながらしょげる有様に…；


歌川「お前のせいだぞ；」

菊地原「え～。
そっちだって同意してたじゃん（ぶうぶう」

風間「同意はしたが肯定はしていない」


菊地原「ちぇ～…
解りましたよ。僕が何とかしますから」

そう言いながら恵土のベッドに近寄り


恵土「むっすぅ～）…（ぷいっ」

そっぽを向く恵土に対し


菊地原「二人の手前、ああいいましたけど

僕にとっては…
恵土先輩と、こうやって過ごせることの方が幸せですよ。
笑顔を見るよりも何よりもね（小声」
恵土「！
…（微笑）

やっぱり好きだ^^（ハグ」

菊地原「離して下さいバカ先輩」
恵土「うるさいわ、可愛い後輩めぇ～^^♪（すりすり」


なんだかんだ言って…

本当に嬉しいのは、こういうやり取りができることであった…


こうして、最後の晩は終わりを告げた…

一つの幸せと共に…


（11月18日AM5:14更新、546～551（6ページ））