第19章 劇(退院祝い)
その当時の状況
当時、何本もの管と、何本もの点滴と、何本ものモニターに繋がれている姿を見て
木虎は固まっており、放心状態だったわけだが…
心臓が止まりかけていた時↓
木虎「いやあああああああああああああああ!!!;」
緑川「死なないでえええええええ!!;
死んじゃやだあああああああああ!!!;」
泣き叫びながらすがる二人に対し
看護師「治療の邪魔です!外へ出て下さい!」
風間「そして終いには追い出されました」
恵土「まあ、状況が状況なだけに…うん;」
菊地原「別に生きてればそれでいいと思いましたけど」
歌川「大雑把過ぎだ;」
菊地原「まあ、回復したって聞いた時の喜びようは
今まで見てきた比じゃありませんでしたよね」
恵土「え!?
ちょっと見たかった」
ばしぃん!(風間に叩かれる)
風間「不謹慎ですよ」
歌川「あはは^^;
まあ、何の問題もなく回復していったんですから
本当によかったですよ^^//」
嬉しそうに微笑む歌川に対し
恵土「ありがとう(微笑)
とりあえず!
今日は早めに寝て、劇に備えようぞ!」
菊地原「え~。
マジで作るんですか?」
恵土「あたぼうよ!
そんでもって、明日の朝には
病院で世話になった人たちに礼を言って回る!(キラン&拳握る」
菊地原「とことん恵土先輩らしいですね」
恵土「ずっとふさぎ込んで、人見知りバッカしてたんだ。
外へ行っても悪くはないだろ?(微笑」
菊地原「話しかけられなきゃ話さない上に
集中し切ってれば聴こえないで無視みたいにしてたくせに(溜息」
恵土「うっ!;
そ、それはその…;ごめん;(しょぼん&土下座」
菊地原「土下座するほどのことでもないでしょ」
風間「ちゃんと姿勢を正して寝て下さい」
歌川「そうですよ。最後の夜なんですから」
菊地原「うわっ。縁起でもないこと言った」
歌川「え?」
風間「確かに聞き捨てならないな。
最期の夜とは」
歌川「え!?;違います!;
そっちの最期ではなく、最後の方で!;(あわあわ」
風間「冗談だ。すまない」
歌川「ほっ。冗談か…
ってえ!?風間さんが冗談!!!??;(驚」
そんなやり取りをする風間隊に対し…