第18章 リハビリ
風間「後で三上が音声を合成した。
言葉にはまだ続きがある。最後まで聴け」
恵土「…(頷」
迅「そうそう。
それともう一つ。
あんたの頑張りは、無駄じゃなかった」
恵土「!」
迅「それまで頑張ってきた時は…
今も、皆の中で息衝いてる。
大事なものとして、学びとして
大切なものとしてここにある」
恵土「っ…(涙目」
迅「だからもう…
辛かった気持ちを抑えたりしなくていい」
恵土「!」
幼恵土「父上っ…母上っ…
(護るって…言ったのにっ)
うっ!;
うああああああああああああああああああああああ!!;;」
恵土「あっ…;(涙」
そんな中、見つめる風間に気付き
恵土「!大丈夫d
迅「大丈夫だなんて、気を使わなくていい」
恵土「!…」
迅「やりたいことを求めてもいい。
無理に、人に合わせようとしなくていい。
何より…
人を笑わせようと、自分を潰さなくていい。
自分の求めたように、なっていいんだ。
あんたが潰れたら、俺たちにとっては不幸だから。
って言っても困るだろうけれどさ…本気なんだ(微笑)
だから……
困ったな。いいたい言葉が多い…(苦笑&後ろ頭をかく)
…よし、決めた。
これだけにするわ(微笑)
心も体も、ずっと戦いばかりで…
苦労しても苦労しても、何度も闇が立ちふさがっただろう…
でも…
今はもう、一人じゃない…」
恵土「!」
迅「あんたがいざって時、寄り添ってくれたように
たった一人のために、必死に頑張ってきたように…
こんなに寄り添おうとしてくれる仲間がいる。
必死になってくれる仲間がいる。
…ありがとう(微笑)
あんたのおかげで…
ここは…理想のボーダーになった(嬉しそうに笑う)
だから…
もう、そんなに気負うな。
…幸せに、生きろよな^^
自分の幸せを求めて…(微笑」
その微笑みと共に、映像は切られた…
その言葉に、涙が止まらなかった…
震えもまた、同様に…