第3章 戦術
正確には、360度連続攻撃を終えた直後
光を一点に集中させたバルブを
光速で左拳ごと、イルガーへと叩き込んで開放させて
大爆発を起こさせた。
恵土「それまでの過程が、逆鱗演舞。
まあ
光と化さない状態で、普通に使う時もあるけど…
それは置いといてと。
最後の解放に行きますか」
その時には既に、目前へ迫っていた…
遊真「いよいよ、最後の解放だな」
小南「あれは異質だから、トラウマにならないでね?;」
三雲「どういう意味でトラウマになるんですか?;」
小南「…生もので見たら
一週間、お肉は食べれないわよ?;」
三雲「そんなに!?;」
驚く中、時は進み
恵土「第三解放!
無我爆裂(むがばくれつ)!」
そう叫んだ直後…
恵土「はあああああああああああ!!」
白い光が、全身から溢れ出て
バルブの最終段階の域へ達する。
遊真「?
格好が変わってないか?」
雨取「太陽…神みたい」
三雲「…それが荒れ狂う姿から鬼神乱舞、か…」
そう呟く面々だったが…
小南「もっとも動きやすい形へと
トリオンが勝手に自主的に変えるのよ。
まるで意思を持っているかのようにね」
烏丸「それで、第二解放よりも速く鋭く
全方位から切り刻み
それだった破片が無尽蔵に増えていく…」
レイジ「実際、大きな肉を
食べれる形に、見えないレベルでスライスしたからな。
その時、血が飛び散って
小南は食べたくないと言い張って閉じこもってた」
三雲「それでだったのか!;(ガーン」
ショックを受けてる中、
恵土「一点集中バルブ
モード・ランバンシャスネス!」
そう叫びながら、左掌へ球状に集中させ
中心にいたイルガーの中央
一点に向けて炸裂させ
大爆発を巻き起こし、カメラまで壊させた…
恵土「あ、いけね;」
その後、イルガーの全滅を確認後
すぐに直した(モニターは無事だったそうな)。
恵土「どうだ?
地下も広さも3000km吹き飛ばしたか?」
宇佐美「うん^^;
でも、それ以前に
こっちでやったとしたら、地球が堪えられなくて
一瞬で壊れると思うよ?;(苦笑」
最終的に…
とんでもないということしか解らなかったという…;