第3章 戦術
三雲「…いつも使ってるのってノーマルトリガーなんですね…
バルブが出来るから、特別なものでも使っているのかと」
恵土「違うよ。
それをトリガー化させたものがあるんだけど
誰も、それを使えないぐらいに消費する量が多いからって話だ。
光速で動ければ、凄く楽なんだがな;」
そんな中
宇佐美「設定終わったよ、恵土ちゃん(微笑」
恵土「ありがとう、栞。
ってことで、いってきます(キラン」
手をあげながら言い、転送を開始される
そして転送完了後…
恵土「お~。いるいる。
全方位に山ほど(にや」
嬉しそうに微笑む恵土
レイジ「あいつの奥の手だ。
と同時に、あいつにしか使えない技術だ。
使うとしても、5年に1回しかないらしいから
よく見ておくといい」
その言葉に、モニターに集中する
その直後
恵土「バルブ!アーマード!」
白い光のバルブを、全身で包みながら
恵土「第一解放!
狂瀾怒濤(きょうらんどとう)!」
その直後、衝撃波が巻き起こり
イルガーが、100m吹き飛ばされた。
三雲「狂瀾怒濤って…
確か、ひどく乱れて手の施しようのないさまって意味じゃ」
宇佐美「この技では
荒れ狂いさかまく大波を巻き起こすほど、解放させる
って感じかな?(キラン」
その直後、迫り狂ってくるイルガーだったが
恵土「第二解放…
我が光の逆鱗に触れ、踊り狂うがいい。
逆鱗演舞(げきりんえんぶ)!」
そう叫ぶや否や、全身が光り輝き
光と化しながら、まず一方向に殴り飛ばし
瞬時に光速で回り込んで違う方向へ殴り飛ばし
それらが繋がって、全方位から中央へ向けて殴り飛ばし続ける。
宇佐美「上下前後左右、360度連続攻撃。
逃げる隙も、余力も与えさせない無敵コンボ攻撃(キラン」
小南「いつ見ても凄いわね;」
レイジ「敵には回したくないな」
烏丸「流石ですね」
陽太郎「うむ。よくやった(キラン」
小南「何であんたが大物ぶるのよ」
小南から陽太郎へのチョップが炸裂する中
最後の開放が炸裂する…