第18章 リハビリ
そんな中、ざわつく会場…
修「え!?;恵土先輩が!?」
栞「えっと…来ちゃったみたい^^;」
遊真「う~む。
筆談で来るとは言ってたが、まさか本当にくるとは」
修「止めろよ空閑!;」
千佳「大丈夫なの?」
栞「んと。前よりは大丈夫みたいだよ?^^;」
そんな中…
恵土『私のせいだ…
私が居なかったら、皆死ななかった…
誰一人として、死ぬことなんてなかったんだ…;
私さえ、最初からいなかったら;
ごめん…;ごめん;』
小さい時、ご神木に謝っていた出来事が思い起こされた…
木虎「いつもの恵土先輩だったら…
あんな程度の敵、楽々倒していたはずなのにっ;
私のせいd
ぱぁん!!
「え…」
「恵土先輩が、ぶった?」
「初めて見た」
なおさらに会場をざわついた
三上「うわぁ;
(目を離した直後に、めちゃくちゃ修羅場になってる;」
↑
時間的に、風間への現状報告などの通信が終わった後です
恵土「そりゃまあ…
確かに一人だったら、楽々だったかもしれない(真剣)
傷付くことなく、勝てた。間違いなく」
そんな中、赤くなった左頬に手を触れながら
木虎「っ…
(やっぱり、私は…足手まといにしか(目を伏せる」
恵土「それでも、私にとっては
お前を護れたことの方が、何倍も意味がある」
木虎「!え」
顔を見上げると
そこにはマフラーを外し、右手で持った恵土がいた。
恵土「この傷は、お前を護った証でもある。
それでも、それを後で思い出して
負い目を感じて欲しくなんかはなかった…
辛い思い出として思い出して
見る度に嫌な思いをさせたくなかったらやってた。
でも、逆に辛い思いをさせてたんだな。
気付けなくて悪かった(お辞儀」
木虎「いえっ。そんなつもりで言ったんじゃ」
恵土「ただ…これだけは忘れないでくれ。
お前の思ったそれは
遠い昔、私も何度も思ってたことだ。
自分自身に向けて、さいなむことばかりだった…
それでも…」