第18章 リハビリ
恵土「10年だろうが20年だろうが、何年でも付き合う。
だから、そんな顔すんな(微笑)
本当に楽しいのは、これからだぞ^^」頭を撫でる
村上「!
(ジワッ)…
っ…;」
また、視界が滲みだす…
また…涙が零れ落ちていった…
小さい頃から、望んでいた…
それが、目の前にあることに…
すぐ近くにある、安心さに…
村上「うっ…(震え&涙」
涙が、止まらなかった…
恵土「よしよし^^」
涙を流す中…
優しく頭を撫で続けてくれた
泣き止むまで、ずっと…
そして、思った…
再び隊の皆と再会した時
本当に掛け替えのない仲間に出会えたのだと…
深く、実感しながら…
こんな人なら…
恵土先輩になら…
俺は…
そして現在
恵土「あっはっはっはっはっ^^」
村上「俺にとっては…
いつでも、理想の人です…)^^」
悪ふざけをしては
怒られながらも満面の笑みを浮かべる恵土に対し
満面の笑みを浮かべる村上
だが
恵土「わかった!;
わかったから!;寝るから!!;
ナイフで縫い付けるのだけは勘弁!!;(汗」
ぐぐぐぐぐ
覆い被さりながらナイフを振りかぶる風間に対し
必死にその手首を右手で掴んで抑える恵土;
『…;』
それを見ながらあ然とする中
村上「っぷ(微笑)
くっくっくっ^^」
手の甲で口元を抑えながら、鋼は笑っていた
恵土「笑ってないで止めてよ!!;鋼も慶も手伝って!!;」
太刀川「いやいや。もう専門外^^;」
村上「本当…大好きですよ、昔から(ぼそり(微笑」
恵土「?」
村上「あなたのためになら…
世界を敵に回してもかまいませんよ(微笑」
恵土「え」
太刀川「惚れたか?(キラン)
同士よ」
恵土「ちょいタイム。
私にはとっくに結婚相手を決めてて」
村上「知ってます」
恵土「え。じゃあ、何で」
村上「それでも護る価値が大いにあると判断しただけです。
あなたのような人こそ、幸せになるべきだと」
恵土「…そっか。
じゃあ今すぐランク戦現場に連れてってb」
村上「お断りします。まだ死にたくありません;」
その背後にはどす黒いオーラを纏った風間がいた;
恵土「意地悪ううう!!;」
その声は、病室内に響き渡った…;