第17章 助けとしがらみ
菊地原「秀次って昔からこんな感じだったんですか?」
恵土「そうなんだよ~。
いっつも小さい時からこんな感じで
すねてあっちへいけぇ~!ってもの投げてこられてねぇ。
だったら向こうへ行っていいんだねって
二度と帰らないからねって向こうへ行こうとしたら
なんだかんだでぶすぅ~としながら
それでも必死に離すまいとヒシィって抱き締めてきて
目に涙浮かべて震えながら…
ねえ?(にや」
菊地原「うわっ。可愛くない子供~」
風間「本当なのか?」
秀次「黙れ馬鹿恵土!!!!(怒」
恵土「私にとっては最上に可愛い弟だよ(にやにや」
秀次「うるさい//(ぷいっ」
恵土「こういう所が好きでたまらないんだ^^」
菊地原「大変ですね、お互いに。
持つ方も持たれる方も」
風間「そう言ってやるな…
何より…
どちらも幸せを感じていられるのが一番だ」
菊地原「…そうですね。
どっちも、なんだかんだ言って愛し合ってますし(溜息」
恵土「ってことで蒼也、きくっちー
秀次をからかい倒してやって^^♪
さっきのお返しに^^」
菊地原「え~。めんどくさい」
風間「お断りします」
恵土「え~;
せめて一言」
秀次「やるな!(イラッ」
恵土「じゃあせめて小さい時の秀次の話をしてやろう。
そう、あれは11年前
まだ6歳だった秀次はなんてことかおm
ぼふぅ!!!!
東「恵土先輩、見舞いに来ました。
具合はいか…
何があったんですか?;」
風間「恵土が過去をばらそうとして
今、塞ぎにかかっている」
東たちが入った時、見た光景…
それは、恵土の上に馬乗りになり
枕ごと口をふさいでいた…
菊地原「うわあ…まさかのおもらし?」
秀次「黙れ!!(怒」
木虎「!やめて下さい!!
恵土先輩を殺すつもりですか!?」
秀次「邪魔をするな、木虎!!
こいつはいっぺん痛い目を見ないと解らないんだ!!」
腕を掴んで止めようとする木虎だったが
未だに怒りが収まらぬ秀次であった…;