第17章 助けとしがらみ
思い返された日々…
恵土「風間、一緒に修業しようぜ!^^」
風間「…いいですけど、安静中のこと忘れていませんか?」
恵土「固いこと言うなって^^」
ずるずる
強引に引きずっていく恵土に対し
引き止めようとしながらも聴かないことに溜息をつく風間。
またある時は…
恵土「風間!A級おめでとう!!」
どっごぉ~ん!!
風間「…何の真似ですか?;」
恵土「いや、クラッカーだったら大して驚かないだろうなって思って
特性のものを用意しましたb(キラン)
名付けて巨大クラッカー♪ふっふっふっ(微笑」
風間「即刻、後片付けお願いします」
恵土「え~;」
飛び散った特大の花吹雪と紙の糸を前に
そうツッコまざるを得なかった…;
そして無論、歌川・菊地原・宇佐美の三人は固まっていた;
それから、名前呼びとなり
恵土「先輩付けじゃなくていい。敬語も抜いていい。
私の悪口とかで、怒ってくれてありがとう^^」
風間「いえ…
それを言うなら、あなたも」
恵土「うん。ぶちぎれて半殺しにした^^
おかげで謹慎♪」
風間「とりあえず二度とやらないで下さい;」
恵土「だってさぁ;
蒼也が厳しいのは大事に想ってるからだろ?
それなのに好き勝手言って
それがさもその人の本質みたいに言うんだもん。
理解してもいない奴が何言ってやがるよって思うじゃん。
まあ、記憶消して不問に処したらしいけど;
悪いことをしたって感じだけは残ってるみたいで」
風間「…恵土先輩」
恵土「ん?」
風間「…俺は、あなたがいればそれでいいですよ。
兄を失った時も、あなたは支えてくれた…
危険な目に遭えば、何度でも駆けつけて救い出してくれた…
だから…何かあれば、すぐに駆けつけますから。
あなたが、そうしてくれたように…」
恵土「…お前、変わり者だな^^
私なんかにそうしてくれる人なんてめったにいないぞ?」
風間「俺がそうしたいんですよ。
それに…あなたが知らないだけで、そういう人は多いですよ?
ただでさえ、恵土先輩に助けられては行った人が多いんですから」
恵土「ふぅん。まあいいや。
私は、お前達を護りたいってだけだ^^」
風間「変わりませんね(微笑」
恵土「お前もな(微笑)
へへっ^^」
風間「…(目を瞑って微笑む」