第17章 助けとしがらみ
米屋「やれやれ(目を瞑りながら溜息)
白チビも、そんなこと承知の上で惚れてるんだと思うぜ?
恵土も、一応解っている…
それでも、告白されて承認したからには
その責任を果たしたいっていうのもあれば
あの当時、出会ったことを…
それから救われたこと自体をないがしろに出来ないんだろうな…
あの当時、三門市に来る前に出会えていなかったら
きっと…言葉も忘れたまま、もっとひどい状態で来ていたかもしれない。
そうしたら、秀次とだって変わってきていたかもしれないんだぜ?」
秀次「……そうだとしても…俺は」
米屋「グチグチ考えてんなよ。
本人は
白チビ以外は恋愛対象としてみないって言ってんだからよ」
秀次「…(ギリ」
米屋「一緒に過ごせなかった時は、これから取り戻せばいい。
そう思ってるからこそ、そうしているんじゃないのか?(微笑」
秀次「…勝手にやらせてろ。
俺は………」
米屋「譲れないってのも解るぜ。
許せないっていうのもな。
それでもよ…
前を向いて、生きてかなきゃつまずくばっかになるぜ?
じゃ、とりあえず恵土の所へ行くわ。
じゃあな~(手を振る」
秀次「………」
立ち去っていく米屋に対し、何も言えずにいた…
苦しみに耐え抜いていることも、解っているから…
その後、また再び恵土の方へと歩みを進めていった…
恵土へ、直接言うために…
秀次「恵土、さっき言ったんだが…
家については勝手に出入りしろ…
合鍵も持っていることだしな」
恵土「?どういう風の吹き回し?」
遊真「ああ。ついに同居か。家族三人で」
秀次「二人だ(イラッ」
そうツッコんだ後
恵土「まあまあ。
とりあえず落ち着いて…
もう眠いから、おやすみ…ね?;(汗&うとうと)
それから…後でいくらでも聴くから、ごめん…;
もう眠くて仕方がないから…;ごめ…ん(ぐ~」
そう言いながら、疲れがたまっていたことが要因なのか
激しい睡魔に襲われたがためか、眠りについたのだった…;
(リアルでも眠い;)
(11月11日AM0:59更新、477~482(6ページ))