第17章 助けとしがらみ
恵土「…」
木虎「あの…恵土先輩?(小首傾げ」
恵土「くー」
木虎「って寝てる!!!??・・;(ガーン!!;」
恵土「あ、悪い;一瞬寝てた;
その大斧使いになりたいんだよな。ムキムキの」
木虎「いえ!;ムキムキになりたいわけではなく!;」
恵土「大丈夫だ。
私に任せれば半年で筋肉が割れるぞ」
木虎「いえっ!;
それのみに関しては遠慮します!!;(汗」
恵土「あ…そっか。
スコーピオンで全てを切り裂けるぐらいに強くなりたいと(真剣」
木虎「確かにそうですけど顔が怖いです!;」
ツッコんでばっかりの木虎だった;
恵土「悪い;
徹夜明けだったもんdふあぁ;(あくび」
木虎「え…
あ、すみませんでした!;(お辞儀」
恵土「気にするな^^
じゃあ、弟子になるための試験を始める前に
まずはスコーピオンの扱い方を知らないとだな。
弟子になれるかどうかは、その後だ」
木虎「はい!」
それから、C級から瞬く間にB級になり
3日間ぶっ続けの地獄特訓が始まった…
恵土「お前、トリオン量が普通より少ないな。
まあ、それを無視できるぐらいの技量があるからいいが」
木虎「あり、がとう、ござい、mげほっごほっ!」
恵土「ちゅー(飲み物吸って、タオルで汗を拭いてる)
…ほい、木虎」
タオルをかぶせながら、飲み物をすすめる恵土に対し
木虎「いえっ…
ただでさえ自分は、普通よりも少ない方なんです。
もっと頑張らないと…
もっと、一瞬で倒せるようにならないといけないんです」
恵土「…(苦笑)
そう焦るな。
お前は強い。
第一、ここまで耐えた人間は
お前が初めてだ(微笑」
両手で両頬を包み込みながら目を合わさせ
あの時と同じように、優しく微笑んだ
木虎「!…ということは…」
恵土「ああ。
弟子と認めるよ^^木虎」
木虎「恵土…先輩//(キラキラ&涙目&微笑&震え」
恵土「そんな顔すんなよ//
私を殺すつもりか?(苦笑」
木虎「一生ついていきます(ヒシィッ!」
恵土「ちょっ!(汗」
木虎「^^//」
顔を見上げながら満面の笑みを嬉しそうに浮かべる木虎に…
恵土もまた、満面の笑みで返すのだった…