第3章 戦術
恵土「え?」
宇佐美「どうせだったら
過去の自分全員と戦った方が早くない?(キラン」
恵土「…まあ、そうだな」
宇佐美「頑張れ!^^」
その後、全員が光速で動けるため
熾烈を極めたという…
恵土「あ~。
なんか疲れるな、6時間ぶっ続けは」
三雲「6時間!?」
遊真「あれからぶっ続けだったのか」
雨取「凄いですね」
恵土「ん?慣れれば軽いよ^^」
三雲「あの…遠征では、何時間戦ってたんですか?」
恵土「そうだなぁ…
あっちでは、私は狙われまくってたからなぁ…
気の休まらない時なんてなかったから
バルブと交代制で休んでた」
雨取「バルブ?」
三雲「そんな事にも使えるんですか?;」
小南「あんた、そんなことも知らなかったの?
恵土、自身のトリオン体をバルブを利用して使えて
それを自身と同時に、イメージすることで動かせれるのよ」
遊真「なるほど。
前もって、敵が来れば起こすようにって感じか」
小南「しいて分類するのなら、バイパーの延長線上ね。
放出した後の動きをコントロールするって意味では。
ボーダーで使える人、恵土以外いないけれど」
三雲「もう、人間を通り越して神業ですね;」
雨取「だから『鬼神乱舞』なんだ…」
恵土「一人で過ごしてて、自然と身に付けた。
トリオンが意思を持っているみたいにできるって言っても
これもまたサイドエフェクトのおかげだし」
三雲「え!?;」
恵土「自身の意思を投影して
自身が二人いるみたいに戦術を組み合わせて強くって奴。
実際は、同じ記憶・知識・考え・心をも
エネルギー化して複製して渡すと同時に
バルブで物質化させて、トリオン体を作り出し
後は自律的に勝手に動き出して
最後にはトリオンと化して一体化して戻る。
意外と簡単だぞ?」
三雲「恵土先輩にとっては簡単でも、相当難しいんじゃ;
(まるで分身だな;」
恵土「ん~。
8歳半の時にできたから何とも;」
遊真「尋常じゃないのは確かだな」
とんでもないことが明らかになる昼頃でした;