第3章 戦術
しかし
恵土「もう一回頼んでもいいか?
今度は建物を壊さないようにするから」
宇佐美「でも、そしたら遅くなっちゃうんじゃ?」
恵土「大丈夫。
トリオン兵とかの意思をもって攻撃する。
そういったの以外には影響を表さないようにすれば楽勝さ」
宇佐美「なるほど…
でも、それなら結果は見えてるんじゃ?」
恵土「…あっ!;(ガーン」
宇佐美「次は自分VS自分だね(キラン」
恵土「うん^^;」
宇佐美「それを6時間か…
毎度のことだけど、大変そう^^;」
恵土「何言ってるんだか。
あれから、トリオン器官は衰えもしていない。
安心して見ていてくれたまえ。
あ、その時の私と同じ実力をコピーして出してね」
宇佐美「了解^^
1時に昼ご飯だね」
恵土「ああ。
あいつらのことも頼む」
宇佐美「了解(キラン&敬礼」
ってことで、始まった
がん
バルブで強化させたスコーピオンをぶつかり合わせ
その直後、恵土(データ)が
右足で足を右から左へ払うと同時に
右へ倒れ込むのを利用して
右肘打ちの威力を強めるように顔面へ
それを恵土(本物)が右裏拳で防ぎながら
バルブを左掌から出して、掌底のようにぶつけるも
その腕を、データは左裏拳で
右から左へ払い、右へと受け流した直後に
右掌からバルブを直接解放させて、串刺しにしまくる
そして、貫通してやられたかと思いきやバルブだった。
バルブの『外殻』の形を自身のように変え
恵土に見えるように、光の反射を設定しながら
光速で作り出すと同時に入れ替わり、本体は背後に回っていた。
と同時に、その外殻を自身と同じように動かしながら
前後に挟んで、バルブで強化したスコーピオンを振り下ろす
データ「!(外殻と本体の挟み撃ち!?)
バルブ!アーマード(鎧化)!」
ずばぁん!!
全身にバルブを纏っているため、防がれるかと思いきや…
防げずに真っ二つになり、倒す。
恵土「ここまで、10秒か。
まだまだ甘いな、私も」
その直後、それまでの自分が現れる