第16章 入院生活
恵土「なあ、一つだけ決めたことがあるんだ(真剣」
緑川「ん?何?
もしかして、俺と結婚してくれるの?(ぱあ」
恵土「いや;悪いけどそうじゃなくってさ;」
緑川「なんだ、そっか;(しょぼん」
恵土「レイジには礼を言った。
それよりも…話しておきたい人たちは…)
…藍、駿、慶、蒼也、秀次、遊真…迅を集めて欲しい。
あと菊地原、聞こえてるはずだろ?入って来い。
お前らに、話さないといけないことがある」
菊地原「…非常招集かけますか?」
風間「ああ。頼む」
緑川「…何で、戦闘している時と同じような
そんな真剣な表情になってるんですか?」
恵土「…これから話すことや明かすことが…
それほど重要なことだからだ」
それから、数分後…
言われていたメンバーが集められた。
木虎「恵土先輩!一体何があって」
扉を開けるや否や尋ねると
木虎以外の7人がそろっていた…
緑川「木虎ちゃん遅いよ」
迅「メンバーはそろった。
それで、どうするつもりで?」
恵土「…ハッキリ言う。本当は話したくない」
木虎「え?;(開口一番に言うことがそれ?」
恵土「これから話すことは…話しちゃいけないことだ」
迅「こうなった、か(溜息&苦笑」
太刀川「で?何についての話だ?」
菊地原「またのろけ話ならいりませんよ?
『秀次はシスコン、私はブラコン』ってやつ」
秀次「ギンッ)…」怒りながら睨む
菊地原「つーん)…」そっぽ向いて知らん振り
恵土「…そういう類(たぐい)の話じゃない(うつむく」
菊地原「へえ(珍しい」
風間「伝えたい事とは、一体なんですか?」
恵土「…お前たちなら
絶対大丈夫だって思うから伝えておきたいってことだ。
…遊真、私が昔に住んでいた村について話しただろ?」
遊真「うん。山奥の奥深くだったな」
恵土「…私がこれから話すことは
この、力についてのことだ」
そう言いながら、白い光を右掌から出した。