第16章 入院生活
緑川「1か月たてば治る感じなの?」
恵土「うん。大体はね。
本調子に戻るのは、まだ先かもしれないけれど…
たぶん、3日ほど眠る方が多いと思う;
大丈夫かな;
その間に来た人たちに迷惑をかけるかと思うと申し訳ない;」
緑川「別に大丈夫でしょ。
きっとわかってくれるって」
風間「説明なら、俺がしておきますから」
恵土「頼りになる後輩を持つと嬉しいよ^^
でもさあ…
1個だけ、どうしても言いたいことがあるんだ…;」
風間「なんですか?」
緑川「何かあったの?(きょとん」
恵土「…左腕はほぼ脱臼してるから固定するのは解る。
でも…右腕まで固定しなくてもいいなじゃない!?;」
風間「暴れるからダメです。
両足を固定していないことに感謝してください。
昨晩、両足で蹴りをしながら
サイレントブラスターを叩きこんで悲鳴をあげさせていたでしょう?(ゴゴゴゴゴ」
恵土「しまった!;無線通じてたのか!;」
緑川「黒いオーラ全開の風間さん、初めて見た;)…;」
風間「とりあえず、安静にして下さい。
解りましたか?」
恵土「うん;
絶対安静にするから、右腕の拘束はずして;
ご飯食べづらいし、パソコンも操作しにくいよ;」
風間「…はあ(溜息)
…少しだけですよ?
またやったら、拘束しますから」
恵土「うっ;解った;
ありがとう、蒼也^^;」
風間「いえ。
城戸司令に仰(おお)せつかったので…
絶対安静しなければ、抹殺せよと」
恵土「いや、それしゃれにもならないよ!?;
ってか真顔で言わないで!;がちで怖い!;(汗」
緑川「あっはっはっはっ!!^^
物凄いジョーダン^^」また腹抱えて笑ってる;
恵土「いや;冗談で済む話じゃないでしょ;
っていうか、さっきから笑い過ぎ!;
っぷw
まあ、確かに笑えなくもw
あっはっはっはっ!!^^
(ズキンッ!!!!)いだあっ!!!!;」
緑川「あーあ;
笑ったら傷が痛むんじゃ、苦しいですよね;」
思い出して笑うもいたそうな恵土に対し
辛そうな顔をしながら右肩に手を添える緑川
だが…
風間「そうですね…
じゃあ、笑うのも禁止で」
恵土「私に死ねってか!?;(ガーン」
緑川「…あはは^^;(汗&苦笑」
禁止事項が新たに増えてしまった;