第15章 創痍(そうい)
秀次「…」
風間「どうした?」
秀次「俺がいない間、恵土を護ってくれてありがとうございます(お辞儀」
風間「気にするな。
自分から名乗り出たことだ」
恵土「さっきの爆音…
(サイドエフェクト・発動」
太刀川「!
おい!サイドエフェクトを発動させるな!」
恵土「ピクッ)!
…これは…一体どういうことだ?
何で軍人が集まってる?」
風間「…問題はありません」
恵土「いや;
これはどう感じても問題以外n
ばりぃん!!(病室の窓が割れる)
菊地原「えっと…
すみません。窓から」
恵土「っていうか何があったー!!??;
何で窓から病室に入ってきた!?;」
後ろ頭をかきながら派手な登場;
恵土「っていうかトリオン体で何やってんだ!;」
菊地原「えっと…(ちらっ」風間みる
風間「…(ごまかせ」視線で言う
菊地原「ですよね…;はあ(溜息))
…あ~。
ちょっと、色々なごたごたで」
恵土「いや;っつうより
軍人が居る時点でおかしいんだが?色々と
第一、ほとんどが外国人だぞ;」
菊地原「やっぱり鋭い…;
はあ。ごまかすのは無理かもしれないなあ;)
…つまりを言うと
軍人が恵土先輩を取ろうとしてきたかもしれないって考えてるんですか?ないでしょ」
恵土「いや…
じゃあ、現に今身の回りで起きているのは何だって話しでしょ;」
太刀川「ん~。
こりゃ恵土には、はっきり言った方が早くないかなぁ…
今動けない=今なら好きに連れて行って
そいつにあった戦術やらなんやらを知れるっていうサイドエフェクト狙ってるって」
恵土「なるほど。
いつもの刺客が多くなったバージョンか」
『状況分析早っ!;』
太刀川「っていうかいつも狙われてたのかよ!;」
恵土「テレビで大ごとになれば近場に来るだろうとは思ってたけど。
普段からよく狙われてて、いつも自力で撃退してたから」
風間「なるほど。
だから動じずにいられたんですね」
『…ってえ?
あの人数(数千人の軍人)を、1日以内にたった一人で?;』
恵土「ごく簡単だろ?(もぐもぐ」
お土産でむいてからもらったバナナを右手で食べてる
((((やっぱり…この人無敵だ;))))
恵土「どうかしたー?」
風間「いえ、何も」
全員が冷や汗をかいたのは言うまでもなかった;