第15章 創痍(そうい)
「大変勉強になりますね」
忍田「はい。彼女には大変世話になっています。
戦術の確立から、拡げ方まで
自在な発想から、大いに貢献してくれています。
後輩の育成にも取り掛かっており
今A級に居る隊員のほとんどが恵土に助言をもらったことがあるとか」
恵土「ぶっ」
お茶を吹き零しかかった;
「その中でも、弟子となっている方に
インタビューしてみましょう。
竹中さん、お願いします」
そしてカメラが違う現場へ回された。
「はい。こちら竹中で~す。
それでは早速、インタビューを始めたいと思います(微笑)
こちら、ゲストとして来て下さったA級隊員
嵐山隊の木虎さんと」
木虎「よろしくお願いします(ぺこり」
「草壁隊の緑川さんです」
緑川「どもで~す(軽く会釈」
「お二人は、恵土さんの弟子になったとか…
どういう経緯があったんですか?」
木虎「私の場合
第一次近界民侵攻時、恵土先輩に護られて…
それで憧れて、ボーダーに入りましたので//」
「ああ!だから髪の毛も…」
木虎「ええ//
それと邪魔になるからというのもありました」
「それまでは伸ばしてましたね^^」
木虎「驚)何でそんな写真が!?//;」
「トリオン兵の倒した残骸に乗って
数々の人たちを助けていましたし
戦場では真顔で凛々しかったのに
「大丈夫か?」
と微笑みながら、手を差し伸ばす所なんていいですよね!^^」
木虎「はい!//(こくこく」
「緑川さんはどうでしたか?」
緑川「ん?
俺の場合、圧倒的な強さに憧れたってのもあるけど
やっぱり戦いの時の恵土先輩のカッコよさかな(キラン」
「ああ~!確かにカッコいいですよね!^^
(爆裂剣で正面からトリオン兵を真っ二つに切り裂き
着地と同時に斬られて爆発し、背に爆発を感じながら
立ち上がって刀を振り…
「さて…次はどいつだ?」
真剣な表情のまま、反応したように飛びずさり
そこにビームが来て、その直後に
「爆裂剣×バイパー、旋空爆裂乱舞」で
トリオン兵を切り裂き、爆発させる)
ここなんて、まさにカッコいいですよね!^^」
緑川「二度頷く)うんうん!^^
でも、それだけじゃなくて
人格者としてもカッコいいと思うんだよね(微笑」
「と言うと?」