第14章 大規模侵攻
ヴィザ「ほお…
これが、伝説の「神の光」…
何とも、温かい限りですな(微笑」
恵土「収縮しろ。
南東部だけで十分だ」
「うぉん」
狼が鳴いた直後、その光は思ったように動き
恵土だけを包み込むようになった
リアム「そうか…
始祖神の後継者…こんな所で会いまみえるとはな。
その無重力状態も、その恩恵か?」
恵土「違う。
私に働きかける重力を、空間ごと無効化しただけだ。
その名は「天空」、バリアーの上級技だ」
リアム「なるほど。
では、続きを始めようか」
恵土「行くぞ、白帝!」
「おん!」
恵土「ヴォルフ!覚醒融合!」
その直後
狼が恵土の背に乗り、一体化しだした。
光が瞬く間に強くなり
恵土の周囲に収まりながらも、放電するかのように
今にも外へ出んばかりの凄まじさと勢いを発揮する…
恵土「行くぞ!
聖諦来光!!」
即座に避けるリアムだが
恵土「拡散!
メテオブラスター!!」
リアムのいた場所に、超高速で降り注ぐ
リアム「シールド、バリアー!!」
粒子以下レベルのシールド同士を圧縮して繋げながら
恵土と同様にバリアーを作り出し、防ぎ出した
その後もまた…
恵土「レッドバレット!」
リアム「トリオン体を作り出し
それと俺とで入れ替わる!」
当たる直前に、新たに作ったトリオン体を身代わりにし
その直後、恵土を後ろから攻撃するも
それを瞬時に手を添えながらいなし
恵土「砕牙一閃(さいがいっせん)!!」
引き寄せながら打つも、顔をそらして避けるリアム。
斬りかかりながらも、相手の攻撃を全て避け
相手もまた、攻撃を避けつつ攻撃を繰り返し続ける。
恵土&リアム『うおおおおおおおおお!!!!!』
どごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごご
今度は、1秒に8兆ものぶつかり合いを続けるも
未だに決着がつかずにいた。