第14章 大規模侵攻
恵土「協力し合えばいいじゃねぇか!!
トリオンの少ない奴らからでも
星の機能を維持させる神に
少しずつでもトリオンを送れば寿命だって伸ばせる!
近界民として、とある近界に行った時!
協力を求められて、実際にやった時そうだった!!
だから…
これ以上!争い合うなよ!!
どっちにも傷跡を残すだけだろうが!!
どっちも涙を…心を痛めるだけじゃねぇかよ…;」
涙が流れ落ちる中…必死に訴えかける…
「…やっぱり、伝説の剣に選ばれる者は違うってか(ぼそ」
恵土「?…」
「お前の持つそれ…ホワイトトリガーか?
白帝って名付けたようだが
それは、意思のある生き物みたいなものだ…
ま、それはブラックトリガーも同じか」
恵土「…どういうことだ?伝説の剣って」
「…神に認められるだけはあるって言ってるんだよ。
その伝説ってのは…
世界全てを最初に作り出した神に選ばれたものの証だ。
お前の持つそれは
えてして神に、その気質を好まれて寵愛を受けているってことだ」
恵土「…何を言っている?
なら、何であんなに苦しんでいる時に助けt
「なぜなら、その後で
そうでなければ得られない幸せってのがあると解らせるため…
本当は解ってるんだろ?」
恵土「…」
「お前のためを思ってのことだとな。
…悪いが、こっちも命令なんだ。
気が食わなかろうが、方針がこうだからやるしかねぇ…」
恵土「…だったら…(立ち上がる」
「?」
恵土「私が、片っ端から近界に行って!
方針を、殴りこんででも変えてやる!!(拳握る」
「はあ!!??;
あほかお前!!殺されるのがおちだぞ!」
恵土「それよりも人が死ぬ方が嫌だ!!」
「どんだけ我がままなんだお前は!;」
恵土「私は…
もう、誰かが死ぬのは嫌なんだよ!!!
殺されて奪われて、同じ思いして泣いてる奴を…
次々作り出されるって解って、ジッとなんてしていられるかよ!!」
真剣な眼差しと共に語り出される言葉…
想いに対し…敵は?