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鬼神乱舞 【ワールドトリガー】

第14章 大規模侵攻




鬼怒田「なっ!」

思わず立ち上がる鬼怒田…


その中…

恵土「ごふっ…

ひどいなぁ…
せっかく説明してるのに…」

「余計なおせっかいが、お前の欠点だ。どちらもな…

感知する間も与えずに貫通させた。終わりだよ(微笑)

それに、そういう割にトリオンが出ているぞ?
生身じゃなかったのか?」

恵土「ははっ…
やっぱ、ばれてた?

実は…
あれから私はトリオン体だったんだよ、ずっと…(微笑」


「ふっ。なら、これで終わりだ!!
(このまま上へ切り上げれば、胸ごと頭を切り裂ける!」


が…


恵土「にや)…」
「!?(刀が…動かない?」

恵土「なーんちゃって♪」

ぼぉん!!


その直後、刀で刺さっていた部分が

一瞬で白いトリオンへと変換されて、恵土の周囲へと集まって消えていった…


恵土「ありゃま。凄い密度だこと」

「…どういうことだ?」


恵土「ん?だから言ったじゃん…

エネルギーの質を感知と同時に、自身のものへ変換できるって」

「説明になってない!

何でトリオンが漏れ出ているように見え…(はっ!」


恵土「その顔だと、やっと気付いたみたいだな…(微笑)

お察しの通り、刺さる直前に自動で質を読み切り
体内を通り過ぎる際には、トリオン体からエネルギー体へと変換

そうすることで、生身への影響を無効化。
それによって、動かすことが不可能になる。

と同時に、刺さったように見させたまま
相手が攻撃しようとした直後に、一気に吸収するってこった。


さっき言ってたサイドエフェクトも含んだこれらは全部…
オートであって、手動じゃない。

トリオンが勝手にそうしちまう。生まれつきな…


だから…

あの時、姉を殺して大暴れし続ける熊だって
正気に戻すことができた…


この世に存在する物質、全てをもとに

自身のエネルギー、トリオンに変換。物質への変換もまた然り…


つまりを言う所…

ぱぁー!!
(周囲から光が、右掌へ集まり
白い球、バルブが瞬時にできる)

周囲にエネルギーがある限り…
私はいつまででも戦い続けていられるんだよ(にや」


周囲のエネルギーを集め

自身のトリオンへとしながら微笑む恵土…


それに対して敵は…

ただただ愕然として、言葉を話さなかった…

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