第14章 大規模侵攻
恵土(さてと…問題はここからだ)
その直後、盾が飛んできて
それと繋がった鎖で自在に操りながら迫る盾使い
そして、恵土の攻撃も
盾を引き寄せながらぶつけることによって防ぐ。
恵土(鉄壁の防御力を有し
空間ごと無効化させる攻撃をも跳ね返す盾。
攻撃時には、盾を持つ取っ手から
盾となっている部分を切り離し、鎖で繋がった状態で投げつけることで攻撃可能。
その鎖は同様のシールドでできたもので
持ち手となる部分と、盾となる部分が繋がっている。
!トリオンを通して、盾部分を鉄球に変形できるのか。
平たいまま投げつけることで、刃として攻撃してきたり…
鎖を巻き付けて引き寄せたりもできれば
さっきのように、盾のシールド部分へ
分散を空間ごと押さえながらトリオンを集中させ
一気に解放させて放出するこのも可能)
その直後、大剣使いが光と共に斬りかかる。
恵土(翼を模した巨大な大剣。
それでも、その密度は空間ごと無効化するほど高くなるよう集中可能。
!こっちの光と同じ密度!
トリオンを光として、光速で攻撃するものか)
各々の連携を見極めながら、攻撃へと移ろうとしていた…
その時…
ビシャーン!!
「…」
突如、光とともに落下してくる人がいた…
恵土「?アフトクラトルの人間?)
誰だよ、お前。
戦いの間に割って入って来るな」
「すまんな。
戦いの予約、入れておいてくれ。
こいつらが終われば、次は私が相手だ」
恵土「はいはい。
解ったから、おっちゃんはあっちに行ってて。
巻き込まれるよ?」
「了解(にや」
手で払うようにしながら言う中…
5「…なぜ、あなたがここに?」
「遠征艇でも見れるが、やはり実際に見るに限る。
遠くから見ているぞ」
5「…はい」
そうして、立ち去った一人を見て5人は…
2「こりゃおいそれと失敗できなくなってきたなぁ;」
4「それ以前に、失敗すれば危険ですよ?」
1「倒せば問題はない」
3「ああ」
5「一気にかたをつけるぞ」
真剣な顔をして構える5人に対し
恵土「…;
(なんか、雰囲気が変わった;」
思わず冷や汗をかく恵土だった…