第14章 大規模侵攻
それから槍と大剣と大斧の猛ラッシュが来る。
上に跳んでかわしながら
恵土「旋空!」
ナイフにトリオンを集中させながら
居合いと共に振り抜き、15個の斬撃を解き放って
3人へ向けて5個ずつ、上前後左右を取り囲むように放出するも
再び盾使いの発動したバリアー(空間ごと無効化させる、密度の高いシールド)によってガード。
そんな中
銃で撃たれ、それをバリアーで防ぐ。
と同時に、盾使いに盾部分を投げ飛ばされ
繋がっている鎖部分で左手首を巻き付けられ
着地する直前に、引き寄せられる。
恵土「うおっ!
(盾と持ち手部分を切り離して、鎖鎌みたいに!?」
引き寄せられた先に居たのは、大剣使いと大斧使い。
同時に横薙ぎに降られるも
即座に前転しながら両手で、それらの刃上を弾くようにして避ける。
その正面に槍使いが、真正面から刺そうとするも
体を即座に左回転させてひねって
前転の勢いによって逆さ状態になりながらも、槍先が顔面に迫った直後に
その回転を利用しながら、右手の掌底を槍先へ叩きこんで避け
前転の勢いを利用したまま、右足を振り下ろそうとした直後
銃使いが右足先を撃ち
盾使いが鎖を鞭のようにしならせて、上へ引き上げるようにしたことで
上空に飛ばされ、離される。
恵土「ちぇ~;
あともうちょっとだったんだけどなぁ~;」
その直後、銃使いが銃を形態変化させ
刃が銃口に来るようにし、狭まった銃口から
針のように鋭く、一点集中された一撃が全弾解放として放出される
恵土「!
バリアー!」
ばりぃん!!!
恵土「…まさか、バリアーにひびが入るとはな(ぼそ)
まあいいや」
そう言いながら、恵土は5人に伝えた。
恵土「さてと…体術の強さは確認した。
もう、これ以上体術だけでやっても意味ないだろ?
次からは、トリガーの奥義とかも使って
全力でやろうよ(微笑」
5「…トリガーを使わないのにか?」
恵土「大丈夫だよ。
トリガーを使わなくても
トリガー以上に、トリオンを扱い切れるから(にや」
2「…どうやら、はったりじゃなさそうだな。
さっきまでの戦い方から見ても」
3「頷く)…いくか」
5「ああ」
その直後、5人から同時にトリオンを強く感じられた。
(10月22日AM、326~330(5ページ)更新)