第14章 大規模侵攻
恵土「…はっきり言う。
危なくない奴なんていない…そうだろ?(真剣」
迅「…」
恵土「だから私は、最初はここに残る。
…何でか解らないけれど、オペレーターに同じ感覚があったから」
迅「死の予感、か…)
はぁ~あ;やっぱ止めても無駄か;」
恵土「生きられるよう尽力する。
それで問題ないだろ?(微笑)
気を使って、秀次にも言ったんだろ?
戦いが終われば、すぐにボーダー本部から見て南東に向かえって
まったく、気を使い過ぎなんだよ^^」
迅「気を使わない方がどうかとも思いますけどね(苦笑&溜息)
命かかってるんだし」
恵土「じゃ、私はこれからご飯だから(微笑」
その後、食堂に行っていると…
恵土「あれ?太刀川非番なんだ」
太刀川「ん。餅食う?」
途中の道中で出会い
目的も同じだったこともあり、一緒に行くことになった。
恵土「ぱぁ)うん!うどんも食べよう!^^」
太刀川「お!さっすが解ってるじゃん!^^(にや」
そして…
恵土&太刀川『いただきまぁ~す!^^』
食べだしてから、数分後…
最後の餅をほおばる太刀川だったが…
うううううううううううううううう
聴きなれた警告音が鳴り響き
『ゲート発生!ゲート発生!
大規模なゲートの発生が確認されました!!』
ネイバーがついに本格的な侵攻を開始し
トリオン兵の集団が市街地を襲撃しだした。
それに対し、防衛作戦を展開するボーダー
そのチームワークで戦況を有利に運び
戦いはボーダーが優勢かと思われた。
だが時を同じくして、倒したはずのトリオン兵の中から
新型のトリオン兵・「ラービット」が姿を現し、ボーダー隊員たちを圧倒することとなった。
太刀川「っていうか、まだ出なくていいのか?」
恵土「まだ出ないよ。
戦力を本部から分散させてから、なんか大玉が来そうな感じがするし」
太刀川「なるほど。
その時のために備えて、俺たちをとってるってわけか」
恵土「強いて言うなれば温存だね」
戦いが開始してから、すぐには出ないまま時は過ぎていく…
でかい爆発が起こる瞬間まで、あと58秒…