第2章 田中恵土
それから、数十分後…
そこには、泣き止んだ恵土がいた…
遊真「すっきりしたか?」
恵土「うん。
ありがとう、付き合ってくれて(微笑」
遊真「これぐらい、お安い御用だ。
これから結婚するんだしな(キラン」
恵土「うっ;うぅ~ん;
それに関しては、有吾はなんて言ってたっけ;」
遊真「『安心して任せられる』って言ってたぞ(キラン」
恵土「って何で二人してかぶってるの!?;
しかも何で二人共同時にキラン発動!?;」
遊真「ほう。親父もやってたのか」
恵土「っていうよりも今ね;」
遊真「そうか。じゃあ問題なしだなb(にやり」
恵土「私の意見は全部無視かい;)
まあ…確かに、遊真なら大丈夫だな(微笑」
遊真「俺はいつでも待ってるぞ、プロポーズ(ぐっ」
恵土「そっちが先にプロポーズしたじゃん」
遊真「それとこれとは別だな。
第一、聴いてみたいし(にやり」
恵土「それが一番の理由だろ!?;」
遊真「もちろん(キラン」
恵土「っぷw…はっはっはっ^^
一体何やってるんだか、こんな夜中に(苦笑」
目を瞑りながら笑みを浮かべて肩をすくめる
遊真「決まってるだろ?愛の告白(キラン」
恵土「っぶww
あっはっはっはっはっはっはっ^^
くっくっくっくっくっ」
肩を震わせながら笑い
背から倒れながら、ベッドに体を仰向けに預け
それから腹を抱えて満面の笑みで笑いだす恵土
遊真「う~む。どこがどう面白いんだ?」
恵土「面白いっていうか、楽しいw
両方もあるんだから耐えられないって…
!!」
遊真「どうしたんだ?固まって。
後ろの壁に何かあるのか?」
カサカサカサ
恵土「ひっ!!?;」
びょぉ~ん!!!!
遊真「物凄い大ジャンプだな」
レプリカ「素晴らしい条件反射だ。
近付く敵を排除するのか?」
恵土「そういうのじゃなくって!;
きゃっ!;助けてぇ~!!;(もぞもぞ」
遊真「なぜ布団に潜り込むんだろうか…」
レプリカ「接触を避けるためだろう。
おそらく、あの虫が苦手なのだろう」