第12章 入隊試験

遊真「地図に載ってないのは何でだ？

衛星とかでもわかりそうなものだが」

恵土「それは、村の天候が不安定で
雲に包まれることが多いからなんだ。

遠くから見ても村があるって解らないような絶妙加減で」


遊真「ほおほお。

じゃあ、最後に質問してもいいか？」

恵土「うん。いいよ（微笑」


遊真「子供って、どうやったらできるんだ？」

恵土「？どういうこと？」


三雲「ちょっと待った！
空閑、一体何を聴こうと；」

遊真をつついて隅へ寄りながら話しだす


遊真「？子供の作り方」
三雲「言うなぁ！！！；」

遊真「聴くぐらいいいだろ？」
三雲「ダメだ！！；」

遊真「固いこと言うなよ」

そう言いながら恵土へ歩み寄り


遊真「両親が居て、子供がいるだろ？

どうやったら、恵土と俺の間に子供が出来るんだ？」

恵土「あ～。そのことか。

子供はコウノトリが運んできてくれるんだよ（きっぱり」


三雲「ええっ！！！？？；」

遊真「？どうかしたのか？修」

三雲「い、いや；何でもない；」


遊真「でも、どうしてコウノトリが持ってくるんだ？」

恵土「二人の愛を受けて結晶化させて人間になるからじゃ？」

遊真「それでも、押し倒して押し込んで作るって言ってたぞ。

大人になれば解るって言ってたけど、解るか？」


恵土「？私を押し倒して押し込んで？何をどう？」

三雲「と、とりあえずその話から離れましょう？//；」

恵土「嫌だ。気になったからには最後まで調べたい！」
三雲「そんな所で集中力を発揮しないで下さい！！；」


遊真「あと、同じベッドで寝るんだって言ってた。
体を重ねるって」
三雲「言うな！；」

恵土「へえ。
ってことは、ベッドで何かをするのかな？
抱き締めるとか？」
三雲「気にしないで下さい！！；」


遊真「やる前にお風呂で清潔にだとか」

恵土「不潔を嫌がるのかな？赤ん坊だし
人体は不思議だねぇ…」
三雲「話の論点を変えて下さい！！！；」

遊真「じゃあ恵土のスリーサイズ」
恵土「それ、一番必要ないでしょ！；」


最後には一喝されて終わるのだった…^^；

（すみませんが、体調不良と忙しさのため
本日（10月14日AM）の更新はここまで（282、283）とします；すみません；）