第12章 入隊試験
ちなみに、三雲と雨取は…
疲れたような顔をして…
二人『疲れた…;』
遊真「何があったんだ?」
恵土「気にしない気にしない^^;」
ちなみに
恵土が木虎を送っていった、あの当時
恵土「木虎、寒くないか?(微笑」
上着をかけながら寄り添っていた
木虎「わ、悪いです。こんな」
恵土「気にするな。
お前が風邪をひいた方が嫌なんだ^^」
木虎「…恵土先輩//」
恵土「^^
安心して頼れ。いつでも相談に乗る(微笑」
その優しげな瞳に、思わず真っ赤になる木虎…
木虎「恵土先輩…ありがとうございます^^//」
恵土「ほら、寄りかかってろ。
そっちは寒いぞ(微笑」
そう言いながら
その左肩を左手で掴み、引き寄せた…
木虎「恵土先輩…温かいです//」
目を伏せながら、頬を赤らめて微笑む木虎。
恵土「そりゃ何よりだ^^
体を冷やしたら、不健康のもとにもなるからな(微笑)
ゆっくり休んだ方がいい。色々と大変なんだろ?
聴いてるぞ。
広報にランク戦に防衛任務に模擬戦…
結構な激務じゃんか。
私には、これぐらいしか出来ないけれど
せめて、力にならせてくれ(微笑」
木虎「…恵土先輩…ありがとうございます//(微笑&キラキラ」
恵土「案ずることはない(微笑)
私のことで、怒ってくれただろ?
実を言うとさ…
私も、木虎を馬鹿にした奴に怒っちまった^^;
ボーダー本部の壁を撃破しながら怒ったもんで
鬼怒田さんがかんかんの何の!はっはっはっ!^^」
木虎「笑い事じゃないんじゃ!?;
私のことで、そんなに怒ることなんて…」
恵土「何言ってるんだよ。
お前は、私にとって掛け替えのない大事な人なんだ(微笑)
お前が、私を馬鹿にした奴に怒ったように
私も、ジッとなんてしていられなくなっちまう…
それが絆で、想いっていうんじゃないのか?」
木虎「想い…」
恵土「木虎…ありがとな^^
お前のおかげで、本当に温かいよ^^
体だけじゃなくて、心が温かい。
だからかな…
とっても楽しいんだ、ただこうしているだけで^^」
木虎「…
(微笑)私も…とても楽しいです」
嬉しそうに目を細めながら笑い合う二人…
そして、寄りかかったまま安心したように眠る木虎を
木虎の家まで運び、幸せそうな顔をする恵土でしたとさ…