第12章 入隊試験
嵐山が、C級隊員にオリエンテーションをしていた。
まず、アタッカー&ガンナーと
スナイパーとで別れる。
それから、訓練とランキング戦によって
各自選んだ一つのトリガーが入った訓練用トリガーで
ポイントを取り合い、
戦闘用トリガーのポイントを「4000ポイント」以上貯めると昇格できるとのとこ。
アタッカーガンナー
それから、嵐山がいきなり実戦をするとの説明を聴いてから
木虎「私の時も、いきなりこれだったわ」
三雲「僕の時も…;」
木虎「これで大体わかるのよね、むいてるかどうか。
恵土先輩は、どうやってC級隊員になったんですか?」
恵土「?私か?
私の時は、城戸司令から直々に呼ばれて
ボーダー隊員全員と、私一人で戦わされて
瞬殺したから実力的にA級だって、認められたよ。
訓練用トリガーで」
『え!!??』
木虎「その時に使っていたトリガーは!?」
恵土「弧月しかないだろ?
当時は剣と銃しかなくて、剣を使いたかったから」
『おお~!!』
木虎「銃を使ってくる相手にはどうやって!?」
恵土「最小限で避けながら切り裂くか
撃たれた銃弾ごと切り捨てたぞ」
『おお~!!!』
湧きに湧く会場の中
嵐山「彼女の場合はイレギュラーだからな(微笑)
で…
見本だけど、どうする?」
恵土「そうだなぁ…
やっぱり、トリガーを最初に使った8歳の時の大きさと
その程度のトリオン能力に押さえてくれないか?
C級隊員と、同じ条件で見せたい」
嵐山「なるほど。
というわけだ。できるか?諏訪」
諏訪「了解」
タバコを加えたまま、過去のデータをもとに生成しようとし
恵土「トリガーを渡す、頼んだぞ」
嵐山「それまでの間、各部屋について始めてくれ(微笑)
健闘を祈る!」
そうして…
1分切る人によって、ワイワイと盛り上がる会場の中
0.6秒!?
遊真の記録に驚く人たち…
その後、取り直すも0.4秒に縮むのだった…