第11章 スキー合宿
三輪「何でっ…!
そんなこと言いながら抱き締められるんだよ…
俺はっ!;(涙」
恵土「大好きだからだよ…
秀次が愛した姉さんも、秀次を本当に愛してる。
どこまでいっても、生きて欲しいって…
幸せでいて欲しいって…
だから秀次、生きないとダメだ。
死んだらダメだ。
生きて、姉さんの分まで…
生き永らえて、その上で大事にできる人にならないと…
昔の私みたいに、精神をいつか壊してしまう…
その方が、本当に辛いんだ…
荒んでた目をしてたはずだった…
世界はいつでも残酷で…
最初は、有吾と遊真が取り戻させてくれたけど
こっちでも変わんなくって…
精神的に参って、壊れたのを繋げただけだったから…
簡単に壊れて、荒んで
自分を責め続けるばかりで、生きる気力もなくしてた…;
それでも…
秀次が、取り戻させてくれた…
澄んだ目で、大事そうに笑って…
その笑顔に、何度救われたか解らない!(ぼろぼろ)
そのお前が、私にとっては宝物なんだ!:
だから…
責めろだなんて言うな!壊せなんて言うな!
そのお前が、本当に大事なものなんだ!!;」
その言葉に…
涙と想いに、本当に救われた…
そのおかげで、今の自分がある。
だからこそ、今…
三輪「俺は、ボーダーに入る」
恵土「?二度と、同じような人を出させないため?
近界民にも同じ思いをさせないため?
(微笑)だったら、きっと姉さんも喜んd
三輪「勘違いするな!
俺は…近界民を根絶やしにする!!」
そんな道を選んだと知ったとしても
それごと受け入れてくれた。
本当に殺しはさせないように
タイミングよく、間に入りながら…
三輪「だから…
そんな風に、自分をひげするな。
俺は、そのお前に惚れた。
一生、共にいたいとも思っている…
だから…
だから、少しは自分を大事にしろ」
恵土「……ありがとう…秀次…
でも、結婚する相手は決めてるんだ。
ごめんな^^;」
三輪「やっぱりぶれないか。
勝手にやってろ。俺も勝手に狙う」
恵土「は!?;」
三輪「勝手に邪魔してきたろ。
だから俺も勝手にさせてもらう。文句は言わせねぇ」
恵土「それって滅茶苦茶だろ!:」
三輪「お互い様だ!」
ぎゃーぎゃー!
米屋「ま、似た者同士ってことでいいんじゃね?」