• テキストサイズ

鬼神乱舞 【ワールドトリガー】

第11章 スキー合宿




恵土「つまり、それを言うために来たってことか!?

っていうか待て!
さっき、秀次が言ってたことって…)

え…//(プロポーズか!!??(ガガーン」

三輪「返事は、今すぐでなくてm
恵土「姉にプロポーズ!!??;」

三輪「違う。
それ以前に、人として女だろ」

恵土「っていうか、え!?
姉じゃないんじゃ!?;」
三輪「心では…まあ、姉だ//(ぷいっ」
米屋「素直じゃねぇな、いつものことだけど(にや」

三輪「うるさい。デバガメは帰れ」
米屋「いやなこった。
ここまで見たなら、最後まで見ないと収まりがつかねぇ」

恵土「…あのさ、秀次」

三輪「…?」


恵土「私は…
人を苦しませてばっかりだ。

相手の罪悪感を感じて、苦しくなって
逆に罪悪感を感じて謝って…
あまつさえ、再び謝って蒸し返して
逆にいやがるような思いをさせたことだってある…

傷付けたくなくても、傷付けちまう…

謝りたいという想いが膨れ上がって
自身が悪いんだって想いが止められなくて…

結局、苦しませて傷付けるようなバカだ…


それの、どこに惚れたんだよ…

接した人に対して
なよなよしちまうような自分なんかの…どこが」
三輪「そういうところがだ(きっぱり」

苦しそうに胸を抑えながら目を瞑って呟く中
即答で返す三輪


恵土「え?」

それに顔を上げるも、平然とした顔で

何言ってんだって顔で見つめていた…


三輪「それは、人と触れ合うに対して

生半可な覚悟でもなければ
生半可な想いでもないし、大事にしているってことだろ。


たとえ嫌がられるとしても、理解して欲しい。
責任を感じていることを、責めたいのではないことを…

そういうあんただからいいんだろ。


その本人からすれば、傷を蒸し返されるは
恵土「ぐさっ)うっ;」

罪悪感も蒸し返されるわで最悪だろうが
恵土「ぐさぐさっ!)ううっ;
そうだ;自分は最悪な存在だ;(ズーン」床にひざまずく

それだけ自分よりも、相手を思いやっての行動だろうが」

恵土「え?」

/ 1782ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp