第11章 スキー合宿

米屋（おーおー。

普段は、あんな穏やかな笑顔見せねぇのに）

それを見ながら、楽しそうな顔をする米屋


恵土「…そっちだって変わらないよ（微笑）

意地っ張りで不器用で、最高の自慢の弟だ^^」

三輪「恵土…
俺にとってあんたは、自慢できる姉でもなければ
血が繋がった家族でもねぇ赤の他人だ」
恵土「ごすっ！！；）…；」←大ダメージ

恵土の精神内では…

とんでもない大岩が、恵土の頭へ落とされた；


三輪「その上、とんでもないバカで

お人好しでドジで間抜けで
見境なく真っ直ぐにしか生きれない猪、動物だ」
恵土「ずがああああああああん！！；）…；；（しくしく」←大大大ダメージ

恵土の精神内では…

後ろからまさかの大爆発が！？；


恵土「ズーン）しくしく；；」

体育館座りをしたまま泣き出す恵土に対し…


まだ言い続けた…


三輪「…お前を馬鹿にしていいのは、俺だけだ」

恵土「？（ぐすん」

疑問に思いながら頭を上げると

三輪が、そんな自分を無理やり立たせた…


三輪「…俺は、最初からお前を

一人の女として、ずっとみてきた」

米屋「お？（これ、もしかして告白か？」

それから両肩を掴みながら

真っ直ぐに、恵土の瞳を見据えながら言った。


三輪「…俺は、そんなお前だから救われた。

愚直すぎるぐらいのバカで
完璧に立ち回れる人間からすればどんじりだ…」
恵土「！
（遠征に行く前…
私に、どんじりって言ってたのってそういう意味で…

何も考えずに、アッパー決めちまった！；
当時の私のあほ！！；）

ごめん！；
遠征前に聴いた時、そうとらえてなかった！；（あわあわ）

アッパーしちゃってごめんなさい！；（脳内パニック」

気を付けしながら
目をぐるぐるさせて脳内パニック状態に陥る中…


ぎゅ


恵土「…え？」

そんな恵土を、抱き締めた…


三輪「それごと、お前が好きだ。
小さい時からずっと…

だから恵土、俺と結婚して欲しい」


真剣な表情をしながら言い切る三輪…

その運命や如何に？