第11章 スキー合宿
~詳細版~
落ち着いた後…
1月2日、晩7時半
晩ご飯も終え、風呂も終えてから勉強になりました。
が
遊真「…う~む」
恵土「どした?」
遊真「5-3が2なのは解るが
3-8の場合、5なのか?」
恵土「いやいや。それはマイナスをつけないと。
8-3は5だろ?」
遊真「うん」
恵土「けれど逆ってことは
5つ足りないってことだよね?」
遊真「そうなるな」
恵土「それを示すために、マイナスがつくんだ。
0より多く残ってるよっていうのなら、プラス
それかもしくは、何もつけずに数字だけって感じでね」
遊真「ふむふむ。なるほどな」
恵土(基礎学力…大丈夫なのだろうか;
1月8日に試験であるはずなんだけれどなぁ…;)
ボーダーに入隊する際、
基礎体力テスト・基礎学力テスト・面接があり
トリオン量と犯罪歴以外の点で落とされることはまずないが
思わず不安になっていた恵土だった…;
恵土(学業成績5歳!!??;)
遊真「どうかしたのか?」
恵土「ううん;
とりあえず、頑張ろう!」
遊真「おお!(拳上げる」
そしてそして…
遊真「おお~。
たった3時間で終わった」
恵土「では
復習も兼ねて、応用問題を出そうかな」
遊真「どんと来い(キラン」
三雲「やっぱり、教えるの上手いですね;」
木虎「流石
ハーバード大学の誘いを蹴っただけはあるわね」
三雲「え!!??;」
木虎「知らなかったの?
大学が、恵土先輩の希望から落っこちたって噂の」
三雲「前の時に宇佐美先輩が言っていた、おっこちた!?;」
恵土「あれ?;そういう意味だったんだ;
てっきり、高い所から落っこちて怖がったかと;」
その後、学生組は冬休みの宿題を終え
ゆっくりと眠ることになりました