第11章 スキー合宿
温まるため
麺屋並みのおいしさを誇るうどんを食べる中
陽太郎「俺たちの絆は、今も続いている。
そして、これからも続くだろう。
このうどんの麺のように!」
ぶちっ
陽太郎が掲げた直後…
麺が切れた;
陽太郎「あ…
あああああああああああああああ!!!!;(涙」
迅「随分短い絆だったな(にや」
三雲「いや、面白がっていうことでもなくて;」
雨取「大丈夫だよ!まだ生き残っているから」
三雲「なんか一部が死んだみたいで縁起が!;」
遊真「ほおほお。
おいしいわりに随分と絆は脆いんだな」
三雲「そういう問題でもないからな!?;」
見事なツッコミ三連撃
木虎(わざわざ泣くことないでしょ(溜息))
恵土「おいしい時間ほど、長くは続くない。
この世に存在している全てには
必ず、いつかは終わりが来る。
その時までに、悔いのないように生きろ。
という思し召しなのかもしれないな(ずずず」
うどんをつまみあげながら呟き
最後に呟いてから、再びうどんを食べだした。
陽太郎「俺は、恵土の弟子だ。
出会った日、公園で様々なものを教わった。
心を支えるのは当然として、一つ頼みがある」
恵土「ん?何だ?」
顔を上げると、陽太郎は真剣な面持ちで呟いた
陽太郎「生きろ。俺よりも長く!
そして、共に様々なことをするのだ!!
言ってただろ?一緒に楽しもうって…
俺は、恵土の笑顔を見たい!!
悩みとかを隠さず、幸せで溢れた笑顔をだ!
恵土は違うのか!?」
ばん!
恵土「!…(微笑」
そう机をたたきながら叫ぶ陽太郎に対し
恵土は驚いた後、嬉しそうに微笑み…
恵土「ああ、違わない…約束だ(微笑」
陽太郎「うむ!それでよし!(にや&キラン」
それに満足そうに頷き、微笑む
その中
小南「いちいちえらそうなのよ、あんたは」
その陽太郎の頭を軽く小突く小南が現れた。
陽太郎「おぶっ!;」
レイジ「まあ、言ってることは解らなくもないがな」
烏丸「それ以前に、何で僕たちの分まで作ってるんですか?」
迅/恵土『来るのが見えたから/感じ取れたから(もぐもぐ』
烏丸「相変わらずですね;」
宇佐美「うわぁ。
相変わらずおいしそう(微笑&キラン」
そうして、食べるのに4人も加わるのだった…