第11章 スキー合宿
陽太郎「そうして俺は、正しき道を進むため
大勢でかかっていた奴等を倒し、諭すことにした。
そんな中、ふと振り向くと
去っていく背中が、やたらと大きく見えた。
大きな人間だと思った。
その器は、本当に広く深い…
だから決めたのだ!
俺は、恵土の助手になる!」
恵土「ワシントン教授じゃないんだから^^;」
陽太郎「しかし、恵土のおかげで
止めるためだけに力を振るうってことは阻止された。
それだけに使っていたら
気が済むためだけに力を振るってた奴等と同じになる。
それだけじゃない。
衝動的に行動をした後で
もともと、それを狙って行動してたんだと言うのなら
それは重みを伴わないような、軽い行動だ。
本当に責任を持って
重みを感じながら、その力を振るう。
それこそが、本当に意味のある行動なのだと学んだ。
それが、人として行動する上で大事だとな(キラン)
そうでなくては
殺したいと思った時に殺したり
傷付けたいと思った時に傷付けたり
それこそ、世の中がめちゃくちゃになってしまう。
それを止めるため
責任のある、重みのある行動をしろ。
相手の心を、想うことを忘れず
そのためになることをしっかり考え
その重みを伴った行動をする…
その背から、俺は大事なことを学んだ気がした。
それで師匠って呼んだが
本人からは嫌がられていたな」
実際の内容↓
陽太郎「師匠!俺を弟子にしてくれ!」
恵土「そんなこと言われてもなぁ…;
っていうか、恵土でいいぞ?呼び方」
陽太郎「解りました。恵土師匠(お辞儀」
恵土「いや;敬語も使わなくていいって^^;
それよりも、今をもっと楽しもう(微笑)
そして、一日一日を大事に過ごそう。
二度と、その一日は帰っては来ないから^^」
そう笑いながら、手を差し出す…
それに対し、思わず微笑みながら
その手を繋いだ…
人と人の心を繋ぐ
その想いを感じ取りながら、一筋の太陽の光と共に…